from図書館返却本棚その25 「図書館にまいこんだこどもの超大質問」 こどもの大質問編集部
これぞまさに図書館で読む本!?
かどうかはよくわかりませんが、この本は図書館の司書さんに寄せられた子供からの奇問難問大質問に、レファレンス係としての全能力とど根性とちょっとしたトンチを発揮して答えていった魂の記憶、なのかなと勝手に思って手に取りました。
副題に「司書さんは名探偵!」とあるので、あながち間違いではなさそうです。
まえがきを見ると、予想は概ね当たっていました。
しかもこれ、前巻が好評だったために出版された第二弾とのこと。
たしかに子供の質問ってだけですでに面白そうなのに、これに真面目に応えようとする司書さんの姿を思えば、面白くないわけがない。
というわけで読んでいこうと思うのですが、ここはひとついつもとは趣向を変えて、こどもからの質問に一旦私が「何も見ずに適当に答えた」あとに、司書さんのレファレンスを見てみるとしましょう。
Q4 大きくなったら宇宙飛行士になりたい
私:「宇宙兄弟」を読め!でも「Moonlight Mile」は読んじゃ駄目(エッチなシーンがあるから)。
あと頭の良さも超必要だけど、そんなことよりも身長とか目の良さとか運動能力とかが絶対にいるみたいなんで、一生懸命ご飯食べて運動しとけ。
司書さん:ええと、質問者の年齢を確認しないで書いてる人(私)がいますが、質問者は3歳なので、宇宙に関する絵本をいくつか紹介しました。
Q7 あだむといぶってどっちがさいしょなん?(原文ママ
私:イブのことは知らんけど、アダムが地球に撒かれたあとにリリスがどどーんとやってきてファーストインパクトが……え、そういう話じゃないん?
本当はアダムらしいけど、今の御時世とりあえずイブが先でした!とか言っとけ。
司書さん:ネット検索すると、アダムが最初でイブがその次のようです。本としては、「にんげんがうまれたころのおはなし」を読んでみましょう。
Q14 図書館の入口でポーンと音がなるのを聞いた。どういう意味があるの?
私:とりあえず「ぽぽぽぽーん」じゃなくて良かったな。
それはさておき、誰か万引きしたんじゃね?
司書さん:視覚障害者を誘導する「音サイン」です。
……正直知らんかった。
でも私のよく行く図書館にはそのシステムは残念ながらないような気がします。
Q24 サンタさんはどこに住んでいますか?
私:おまえんち。
……う、うそ、ごめん。これは座敷わらし的な意味で家にいるっていうか(激汗
それはさておき、クリスマスは早く寝ろ。
司書さん:フィンランド説が濃厚。他には北極、グリーンランド説もあります。
Q31 一、二、三、と感じで書くが、四はどうして4本の横線ではないのか?
私:昔は3までしか数えられない人が多く、4以上数えられる人はそうじゃない人にドヤ顔したくてわざと難しく書いたから。
司書さん:「漢字字形史小辞典」という禁帯出本には「昔は4本線で書いていた時代もあったが、3本と4本が紛らわしいので使われなくなった」とあります。
Q49 いただきますって外国語ではどういうの?
私:イエェェイ!イトゥアダァキィマァァァth!!
司書さん:「いただきます」という特定の言葉を使うのは、どうやら日本だけのようです。
……あれ、ある意味私当たってる?(笑)
まとめ
いやまとめもクソもないですが、とてもおもしろい本でした。
図書館の司書さんという存在に対する畏敬の念が、改めて沸き起こるのを感じました。
いやマジで。
