【朝の1分】水のように
【今日の一言】
上善は水のごとし
【言葉の背景】
古代中国の思想家、老子の有名な言葉だ。
理想的な生き方は、水のようなものだと言っている。
水はどんな器にも合わせて形を変え、誰もが嫌がる低い場所へと自然に流れていく。
柔らかくてしなやかだけれど、時には硬い岩をも砕く力を持っているという教えだ。
【こう思わないかい】
「予定通りに終わらせなきゃ」
「こうあるべきだ」
朝から自分で決めたルールや段取りに縛られて、
思い通りにいかないとカッと頭が熱くなることはないかい?
僕も昔は、自分の考えを曲げるのが嫌でね。
「絶対にこうするんだ」
って、いつもガチガチの岩みたいに心を固くしていたよ。
だって、「僕は間違ってない」と思っていたからね。
でも、この硬い岩が相手にぶつかると、相手は痛いから嫌がるんだよね。
すると相手も硬い岩になってお互いぶつかり合っていたよ。
そして何の解決にもならないで、お互いひび割れだらけになっていたよ。
そんな時、僕の心を楽にしてくれたのが、この老子の言葉だった。
「そうか、岩みたいに頑張って硬くなっている必要はないんだ。
水みたいに形を変えればいいんだ」って。
予定が狂ったら、その状況に合わせて自分の形を変えればいい。
相手がぶつかってきそうなら、水のようにスッとよけて、受け流してしまえばいいんだ。
だから、「絶対にこうしなきゃ」と自分をガチガチに固めて、息苦しくなるのはもうおしまいにしよう。
トラブルが起きたら、「まあ、僕は水だからね」と、器に合わせて少しだけ自分の形を崩してみようじゃないか。
【今日、ひとつだけやってみよう】
今日、予定通りにいかないことがあったら、
「水が流れるように」
と心の中でつぶやいて、別のやり方を試してみよう。
