7月3日|14歳の目に、農業はどう映ったか
朝、目が覚めたら外はもう明るくて、時計を見て「あっ」と声が出ました。
ブログを書く時間が、すっかりお昼になってしまいました。
しくじりです。
でも、その分だけ昨日は濃い一日でした。
葉ネギの出荷が、昨年の繁忙期と同じくらいの勢いで続いています。
半日稼働なのに、なんだか一日中ネギが動いている感覚です。
そんな中、午前中に「14歳の挑戦」で、中学生を受け入れました。
短い時間だったので実際の作業はしていただきませんでしたが、圃場を歩いてもらったり、農業のあれこれを話したりしました。
14歳の子を受け入れるのは初めてのことでした。
これまで私はずっと「どうやって新しい農業者になってもらうか」ということばかり考えてきました。
相手はいつも、大人でした。
まさか、この年齢で農業に思いを寄せてくれる子がいるなんて、想像もしていなかったのです。
こんなに若い世代に向けてアプローチするという発想が、自分の中にまるでありませんでした。
種をまくのは、畑だけじゃないのかもしれません。
人の心にも、こんなに早くから芽は宿るのだと教わりました。
こういう形でなら、城端中学校の「14歳の挑戦」も、機会があれば喜んで受け入れたいと思っています。
午後からは、県の方々が視察にいらっしゃいました。
当日は、ニンニクの調整作業の様子、蔵の改修現場、そして葉ネギやひまわりの圃場を順番に見ていただきました。
やはり県の方々は、私とはまるで見ている角度が違います。
「こういう視点で物事を考えないといけないのか」と、何度も気づかされました。
いただいたアドバイスは、これからの経営にしっかり活かしていきます。
夜は、城端中核農業士会の役員会でした。
農業の先輩方の話を聞ける、私にとってとても大切な会です。
ここでしか聞けない話も多くて、毎回楽しみにしています。
今回もたっぷり情報交換をさせていただきました。
いつもなら、役員会のあとは一人でふらっと居酒屋に立ち寄るところです。
でも昨日は違いました。
土曜日のネギ出荷が今季最大級になりそうで、後ろ髪を引かれながらも早々に帰宅しました。
一日の終わりに、こんな記事がふと目に留まりました。
農業関係者100人へのアンケートで、AIの使い道として一番多かったのが事務作業の効率化だったそうです。
私も自分でアプリを作りながら、まさに同じことを感じています。
畑に立つ時間を増やすために、机の上の時間をどう減らすか。
みんな同じ悩みを抱えているんだなと、少しほっとしました。
視察でも役員会でも、「ブログ見てますよ」と声をかけていただきました。
書くのがお昼になってしまった今日ですが、こうして読んでくださる方がいることが、何よりの励みになります。
明日からまた、気を引き締めて書いていきます。
14歳の彼が、10年後にどんな道を歩いているのか。
その頃、私の畑はどうなっているのか。
少しだけ、未来を想像したくなった一日でした。
