6月22日|失敗から生まれた、わが家のフォークリフト
朝の畑は、雨上がりの土の匂いがしました。
葉ネギの葉先がピンと立っていて、なんだか「やっと水が来た」と喜んでいるみたいです。
ここ数日、ずっと晴れて乾いていたところに恵みの雨。葉ネギの長さも太さも、この二日でぐんと出てきました。
昨日も朝から収穫をして、先週と同じ量を出荷できました。
作業のスピードも上がってきて、今週末の第一弾の繁忙期に向けて、ようやく準備が整ってきた感覚があります。
今はまだ出荷量が少ないので午前中で作業が終わりますが、週末からは一日がかりです。
新しく加わってくれたメンバーが収穫を手伝ってくれることになり、本当にありがたい限りです。
今シーズン、わが家に大きな変化がありました。
フォークリフトの導入です。
去年までの流れは、こうでした。
収穫した葉ネギをコンテナごと運搬車に積んで、軽トラのところまで運んで積み替える。
軽トラがいっぱいになったら作業場に戻って、手で下ろして、そこからやっと調整作業に入る。
書いているだけで、なんだか疲れてきます。
それが今は、運搬車の上のパレットにコンテナを積んでいって、フォークリフトでパレットごと差して、そのまま作業場へ。
積み替えは一回きり。手で下ろす作業もありません。
正直、これをやりたくてフォークリフトを入れたようなものです。
体も楽になって、スピードも上がりました。
収穫メンバーがいれば、自分は運搬にも専念できるので、これからもっと効率が良くなりそうです。
ただ、ここで終わらないのがわたしです。
収穫初日、さっそくやらかしました。
パレットに積んだコンテナが、運ぶときにあそこまで揺れるとは思っていなくて。
フォークリフトで持ち上げて動かした瞬間、コンテナがひっくり返ってしまったのです。
大惨事までは、ぎりぎりいきませんでした。
でも、目の前でひっくり返る葉ネギを見たときの、あの「あー」という気持ち。
その失敗を踏まえて、今はラッシングベルトでしっかり締めています。
たったひと手間で、安心して作業場まで運べるようになりました。
失敗して、考えて、直して。
その繰り返しの先に、今のかたちがあります。
うまくいかなかったことのほうが、結局いちばんの先生なのかもしれません。
ちなみに、もうひとつ告白すると、昨日21日の投稿を、今日のお昼に出してしまうという大失態もありまして。
朝の収穫が始まると、もうブログを書いている場合じゃないんですよね。
前もって準備しておくつもりが、結局その日のうちに書くしかなくなる。
これも一つの「現場あるある」です。
そして最近いちばん切実なのが、まったく本が読めなくなったこと。
新しいシステムづくりに時間を取られているのもありますが、ゆっくり本をめくる時間が、本当に恋しいです。
そういえば猛暑への対応技術の開発を加速すべきという提言の記事がありました。
高い場所ではキャベツの適地が変わってきているという話もあって、気候の変化は他人事ではないなと感じます。
この雨を喜んでいる葉ネギを見ながら、天気とどう付き合っていくか、改めて考えさせられました。
皆さんは最近、ゆっくり本を読む時間、取れていますか。
