バッファロー・スプリングフィールド:僕のロック史
バッファロー・スプリングフィールド(Buffalo Springfield)は、1960年代後半のアメリカン・ロックを語る上で非常に重要なバンドです。活動期間はわずか約2年半でしたが、後のPoco、Crosby, Stills, Nash & Young(CSNY)、カントリー・ロックの流れを作りました。
結成(1966年)
1966年、ロサンゼルスで結成。
中心メンバーは:
Stephen Stills
ギター、ボーカル、主要ソングライター
Neil Young
ギター、ボーカル、独特の作曲性
Richie Furay
ボーカル、ギター
Bruce Palmer
ベース
Dewey Martin
ドラム
という編成でした。
バンド名は、近くに停まっていた蒸気ローラー(Buffalo-Springfield社製)から取られたと言われています。
音楽性
特徴は、
フォーク・ロック
カントリー
サイケデリック・ロック
ハードロック
を融合した点です。
当時のThe Byrdsと並び、後のカントリー・ロックの基礎を築いた存在でした。
最大のヒット「For What It’s Worth」(1966〜67)
代表曲は
「For What It’s Worth」(邦題:フォー・ホワット・イッツ・ワース)
です。
作詞作曲:スティーヴン・スティルス
1966年録音
1967年にヒット
アメリカの社会不安や若者文化を象徴する曲
となりました。
ただし、この曲は元々ベトナム反戦運動のために書かれたものではなく、ロサンゼルスの若者デモをきっかけに生まれた楽曲です。
アルバム
① 『Buffalo Springfield』(1966)
デビュー作。
「Nowadays Clancy Can’t Even Sing」
フォーク色の強い作品
② 『Buffalo Springfield Again』(1967)
最高傑作と評価されることが多い作品。
収録曲:
Bluebird
Mr. Soul
Expecting to Fly
など。
スティルスとヤングの個性がぶつかり合い、音楽的に大きく成長しました。
③ 『Last Time Around』(1968)
事実上のラストアルバム。
バンド解散後にまとめられた作品です。
なぜ解散したのか(1968年)
短命だった理由は複数あります。
ニール・ヤングとスティーヴン・スティルスの音楽的対立
メンバー交代の多さ
ブルース・パーマーの薬物問題による離脱
人間関係の悪化
などが重なりました。
1968年に解散します。
解散後の伝説的な流れ
スティーヴン・スティルス
→ Crosby, Stills & Nash結成
→ 後にニール・ヤング加入(CSNY)
ニール・ヤング
→ ソロで大成功
→ CSNYにも参加
リッチー・フューレイ
→ ジム・メッシーナとともに
→ Poco結成
