見出し画像

Q&A|キックは脚全体を動かして打つのですか?それとも足首を動かして、甲で水をけるのですか?|水泳おみくじ「水に浸かれば…」

ご質問ありがとございます!

数10年前、
とある有名なスイマーが
「キックは腰から打っている!!」なんて
話しているのを聞いて、
「脚全体を動かさなくちゃいけない!?」と
イメージする方が
けっこう多くなった時期がありました。

この
「腰からキックを打つ」には
多くのスイマーの方が
混乱したのではないでしょうか?

しかし、
キックを打っている以上、
脚は必ず付け根から動いているものです。


肝心なのは、
足首の関節、の関節、の関節が
うまく連動しているのか?
というところですね!


無理に腰から打とうとすると
力が入ってしまうので、
この3つの関節の動きはバラバラになり、
ぎこちなくなってしまいます。

もちろん最終的には、
脚全体で腰まで使って打つ形が
一番良いと思うのですが、
最初からそれを意識したら
なかなかうまくできないんです…

なので、
「意識する順番」に
気をつけて、練習していきましょう。

1. とにもかくにも、まずは足首の脱力

第一に「足首の脱力」です。

キックは「足の甲」で
打つのではありません。

甲で打とう思うと
力が入ってしまいます。

キックは「足首」で打つのです。

⬇︎実際の練習で
「足首でバタ足」を行った練習風景動画です!


足首の力を抜くことに意識をおき、
ただ足首を下に
下ろそうとするだけ…
に心がけてください。

足にはフィン(足ヒレ)がついている…
というイメージで完全に脱力をして、
つま先が勝手に動くという感じにしたいですね。

そうすると結果的に
足の甲で水の抵抗を受けることになり、
それが「蹴っている」という感覚と
推進力につながるのだと思います。


2. 力が良ければ足首は自然と回り出す

そして、
ちゃんと足首の力が抜けていると
足首は自然と回り出します。

初心者の人は、
どうしても足首が上下の
平面的な動きになってしまいます。

これは足首に力が入っているからです。

推進力を生むには、
足を立体的に動かすことがポイントです。

つまり「足首の回転」です。

力が抜けていると、
足首は楕円を描くような立体的な軌跡を描き、
自然に回転しているような動きになるのです。

これは、
陸上でやってみても
よくわかります。

椅子に座り
片足首の力を完全に抜き、
足首の上あたりを両手でつかんで
上下に振ってみましょう。

すると、ただの上下運動ではなく、
内から外への回転運動が起こるはずです。

その動きが水中でもできればベストなんです。

このとき、「どう動かすのか」
なんて考えると
なかなかうまくいきません。

尚、この「足首の力を抜く」は
「ふくらはぎの筋肉を緩めておく」
とイコールになりますので、
わかりやすい方で意識するのがオススメです。


3. ムカデとバタ足

水泳のキック練習のときに
昔コーチに言われたこんな話があります。

ムカデに
「君は百本もの足を
とてもうまく操って歩いているね」
と言ったところ、
それを考えた途端、
ムカデは歩くことができなくなったという話です。

なので、
意識しなくていいのです。

足首の力さえ抜けていれば、
結果的に回転運動は起こるはずですから。


4.  そして膝の脱力へ

そして、
第2のポイントは「膝」です。

足首の力が抜けたら、
膝の力も抜いてみましょう。

足首、膝、腰までの
動きを連動させるには、
いわゆる「緊張」という
余分な力を抜くことが
必要不可です。

それには、
「キック=蹴る」という意識を
見直してみましょう。

沈んではいけない、
という考えは一度忘れてください。

キックは、
蹴るのではなく「動かす」のです。

足首の関節を下に下ろし、
下ろした反動で上に上がり、
また下に下ろすという動作の
繰り返しだと思ってください。

足首を下に下ろせば、
膝が入る、
伸びる形になります。

足首、膝の力が抜けていれば、
伸ばした脚は上に上がってくるのです。

早く上げようと
考えたりする必要もありません。

脚全体で打つとか
甲で水を蹴るなどと考えるより、
「足首を動かす」という気持ちで
キックしてみましょう!

「水を蹴って進む」というイメージを忘れ、
力を抜いて足首を動かせば
自然と前に進みますよ☺️


先日の横浜の雪景色。

みなとみらいの横浜美術館前の広場です。
雪だるまも作りました⛄️

では、明日の水泳おみくじは…



大吉 「水流マスター」
自分が動く方向に水流が発生し、勝手に体が運ばれるような「超・追い風」の日。 普段よりストローク数を減らして、伸び(グライド)を楽しみましょう。大きな泳ぎを意識すると、少ない力で驚くほどの推進力が得られます。

吉 「呼吸のシンクロ」
肺が大きく開き、酸素が全身に素早く行き渡る日。 インターバルトレーニングなど、少し心拍を上げる練習がおすすめです。セット間のリカバリーが驚くほど早く、タフにメニューをこなせます。

凶  「浮力の迷子」
なぜか腰が沈み、お尻が重く感じる日。足を引っ張られているような感覚。無理に浮かび上がろうとせず、プルブイを使って「浮く感覚」を脳に再インプットしましょう。今日は「フォーム矯正デー」と割り切るのが吉。

🌟 明日のラッキー要素
ラッキー種目: フィンを使った練習(もしあれば!)
ラッキーアイテム: 普段は着ない派手な色の水着(気分転換が運気を呼びます)
ラッキー・アクション: お風呂上がりのストレッチ(特に肩甲骨周り)

💡 スイマーへの一言
今日は気合いが入りすぎて空回りしやすいタイミングです。大吉でも凶でも、「まずは水に浸かれただけで100点満点」という精神で、プールサイドに立ちましょう。



お陰様で
朝日新聞出版社より
書かせて頂いた本の
重版決定(累計11,000部)しました!

もっと詳しくわかりやすく
水泳のことを知りたい方は
是非、書店で手に取ってみて下さい。

⬇︎こちらから立ち読みできます。

いいなと思ったら応援しよう!

毎日更新!森せんせーの水泳ブログ 宜しければサポートお願い致します!頂いたサポートは、教材、勉強費用に使わせて頂き、より良い記事を書かせて頂きます。