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紫式部の秘めたる想い

こんにちは こんばんは いろはです
今回は源氏物語を書いた 紫式部の心の内を探ってみたいと思います
よろしくお願いします

源氏物語は言わずと知れた古典ですね
平安時代の中期に書かれた 世界最古の長編小説と言われる作品です
およそ千年に渡って非常に多くの人に感銘を与えてきた作品であり
サイデン ステッカーという翻訳家に英訳された事もあって
世界中にファンも多い作品です
人間の細かな機微あるいは老いとか病 死に苦しむ人間像と言うのも描かれてます

この源氏物語を書いたのは紫式部という人ですけど
まぁ源氏物語については沢山の人が色々書いてますので少し控えて

紫式部の書き残した歌集の中から三つの歌を紹介したいと思います
よろしく読み進めて下さいね

【心だに いかなる身にか かなふらむ 思ひ知れども 思ひ知られず】
心だにと言うのは紫式部自身の心 私のような者の心は どんな身になれば 満足出来るのだろうか 
思い知れどもと言うのは どれだけの物を手に入れても 幸せや安心 満足は出来ないと分かっているのに
思い知られず 本当には分かっていなくて
そういうものに執着してしまう 捨てられず求めてしまう
こういう気持ちを歌ってますね
紫式部は教養もあり また自分の作品が当時の文化人から評価され 時の権力者から保護されて お金もあり名声もあったんですけど そういうものを手に入れても
少しも安らかな気持ちになれない むなしいと言ってるんですね

【亡き人を偲ぶることも いつまでぞ 今日のあわれは明日のわが身を】
紫式部は幼い頃に母を亡くし また姉を亡くし親友を亡くし
結婚して間もなく夫を亡くすと言う事で多くの愛する人との別れ 死別の苦しみを味わったんですね
そういう人の事を偲ぶ 悲しみ慕うのもいつまで出来ることだろうか
今日のあわれは明日のわが身を 
今日亡くなっていった人は明日の私の姿ではないかと このように言ってるんですね
人ばかりが死んで行くんじゃないんだと
次は自分の番だと言う事を痛切に感じてたんだと思います

そしてこの歌ですね
【いずくとも 身のやるかたの知られねば憂しと見つつも ながらうるかな】
いずくともと言うのは どこへ行っても居場所が無い一体何のために生まれ 生きているのか分からない 苦しい人生だと こう思ってはいても
こうして生き長らえていますと言う歌ですね

また紫式部がこんな人生を送りたいと
自分と重ね合わせていた 理想の人物として描かれたのが浮舟という女性です
源氏物語には沢山の魅力的な女性が出てきますけど
最後のヒロインがこの浮舟ですね
それまでの源氏物語の登場人物とはちょっと変わって教養もなく身分も低く実の父からも認められず
その名の通り荒波に翻弄されてぷかぷか浮いている
小さな舟のような か弱い女性として描かれてます
その結果彼女は宇治川に身投げして入水自殺しようとするんですけど それを横川の僧都に助けられて
その僧都から仏教の教えを聞くんですね
この横川の僧都のモデルとなったのが
横川に住まいしていた 源信僧都という人です
その源信僧都の書かれた本が往生要集という本なんですけど
紫式部は何度も熟読して暗記出来るほどまで読み込んでたと言われています

源氏物語には色んな僧侶が出てきますけど
学も徳もある方として描かれているのがこの横川の僧都です
浮舟は横川の僧都にお願いして出家を決意するんですけど
経済的な基盤を持たない浮舟に対して一旦はやめなさいと言うんですけど
この浮舟が強い決意で出家を志したものですから
この仏縁を大事にと言う事で出家させるんですね
ところが出家した後も浮舟を愛する薫という男性が還俗するように迫るんですけど
最後は毅然とつっぱねて自分の意思を通すという所で源氏物語は終わるんですね

光源氏にしても薫にしても出家したいと志すも色んなしがらみがあって出家出来ないというような
登場人物が出て来ますけど
それもそのまま紫式部の姿であったと言う事ですね

何のために生きているのか分からないと言うのはどうでしょうか 千年前も今も変わらないように思いませんか
だからこそ私達は生きている瞬間に目を向けて日々の小さな幸せや 人々とのつながりの中に人生の意味を見いだそうとしてるんだと思います

まだまだ探究は続きますね(^.^)

最後までお読みいただきありがとうございますm(__)m

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