『心が疲れない働き方』全分
「好きな仕事をしよう」
「やりがいを見つけよう」
「仕事を楽しめないのは、努力が足りないからだ」
そんな言葉に、どこか息苦しさを感じたことはありませんか。
正直に言います。
私は、仕事が好きではありません。
だからといって、毎日がつらいわけでも、不幸なわけでもありません。
むしろ今は、
仕事で心をすり減らさずに生きる方法を見つけたことで、かなり楽に働けています。
この文章は、
「仕事にやりがいを見出そう」と自分を奮い立たせる話ではありません。
「情熱を持てない自分を変えよう」という内容でもありません。
真逆です。
仕事を
人生の中心に置かない
感情を乗せない
ただの“手段”として扱う
それだけで、心は驚くほど疲れなくなります。
私は仕事を、
「生きるための道具」
だと割り切っています。
道具に、好き嫌いの感情は必要ありません。
包丁に腹を立てたり、ドライバーに期待したりしないのと同じです。
この記事では、
私が実際に日々行っている
• 仕事を最短で終わらせる考え方
• 心を消耗しないための習慣
• 意志の力を使わずに働く工夫
を、できるだけ具体的に書いています。
特別な才能も、強いメンタルも必要ありません。
「普通の会社員」が、淡々と実践している方法です。
もしあなたが今
• 仕事に強い不満はないが楽しくもない
• 頑張っているのに、なぜか心が疲れる
• 仕事のせいで、人生全体が重く感じる
そう感じているなら、
この考え方はきっと役に立ちます。
「仕事に向き合う姿勢」を少し変えるだけで、
人生のしんどさは、確実に軽くなります。
1. 仕事を終わらせることだけを考える(スピード重視)
2. 仕事に対して感情を持たない
3. 意思決定を減らせるだけ減らす
4. 自分の強みを身につける
1. 仕事を終わらせることだけを考える(スピード重視)
私が仕事で一番大切にしているのは、**「仕事を終わらせるスピード」**です。
はっきり言いますが、それ以外のことはほとんど考えていません。
ここからは、私が朝から仕事を早く終わらせるために行っている準備についてお話しします。
朝の過ごし方
朝は、少し余裕をもって起床します。
遅刻しそうになったときの焦った精神状態は、心身に大きな負担をかけると考えているからです。
朝、遅刻しそうで走っている人をよく見かけますが、
「なぜ、あと少し早く起きないのだろう」と不思議に思ってしまいます。
起床後は、まず10分ほどストレッチをします。
その後、お風呂にお湯を張り、朝食をとりながら『モーニングサテライト』を見ます。
朝食は、
• 納豆ごはん
• ざるそば
この2種類を、1日おきに交互に食べています。
理由はシンプルで、意思決定をしないためです。
意思決定を減らすことで、「WILLパワー(意志の力)」の消耗を最小限に抑えています。
食事後はお風呂に入ります。
40度のお湯に10分ほど浸かるのが、一番リラックス効果が高いそうで、私も実践しています。
朝にお風呂に入るのは、気分良く1日を始めるためです。
寝る前には入りません。
服装と習慣
お風呂から上がったら家事をして、仕事着に着替えます。
職場で履く靴は1足に固定しています。
服装も5パターンを繰り返しています。
ここでも、なるべくWILLパワーを使わない工夫をしています。
WILLパワーとは「意思決定を行う力」のことです。
使いすぎると「自我消耗」を起こすとされています。
だから、できるだけ消耗しないようにしています。
有名な例として、スティーブ・ジョブズが毎日同じ服を着ていた話があります。
「服を選ぶ」という選択自体をなくしていたのです。
家を出るときは、
「今日も最高の1日だ」
と心の中で思ってから出るようにしています。
少し馬鹿っぽく聞こえるかもしれませんが、本当に気分は変わります。
通勤時間と仕事の準備
電車での移動時間は約50分です。
その間に、今日の仕事のタイムスケジュールを頭の中で組み立てます。
私は仕事机のパソコン右側に「やることリスト」を置いていて、翌日にやることはすべて把握しています。
タイムスケジュールは、ざっくりで構いません。
組み立てることで、1日の安心感を得ることができます。
仕事量が多いと不安になることもありますが、
スケジュールを「組まない場合」と「組んだ場合」では、不安の度合いが明らかに違います。
1日で終わらない仕事量でも、
• 優先順位
• 終わらせられる目途
を把握できるだけで、気持ちはかなり楽になります。
スケジュールを組み終えたら、本を読みます。
読書が大好きなので、通勤時間はとても楽しい時間です。
知識も得られるので、一石二鳥です。
楽しすぎて、たまに電車を降りたくなくなることもあります。
仕事中の考え方
職場に着いたら、まずメールチェックをします。
すぐ返信できる内容であれば、その場で返信します。
すべてのメールを確認したら、
「やることリスト」に追記すべき内容があれば追加し、優先順位をつけます。
本当に忙しいときは、時間配分まで書き込みます。
電話や上司からの指示で、リストは常に増えていきますが、
その都度、必ず追記します。
リストの項目が多いほど、
消していくときの快感も大きくなります。
完了したタスクには斜線を引き、
「今日はこれだけ仕事をこなした」という達成感を味わいましょう。
あとは、8割程度の力で仕事を進めるだけです。
私は全力で仕事をしないと決めています。
理由は単純で、疲れるからです。
また、一つひとつに全力を出しすぎると、全体を俯瞰できなくなり、ミスにつながることも多くなります。
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以上が、私の1日の働き方です。
余談ですが、昼休憩は必ず1時間15分取るようにしています。
内訳は、
・昼食30分
・本屋45分
忙しくても、必ず確保します。
どれだけ急かされても、その時間を削ってまで仕事をこなす必要はないと考えているからです。
2. 仕事に対して感情を持たない
私は、仕事に対して感情を持つべきではないと考えています。
理由はシンプルで、仕事が遅くなるからです。
たとえば、人に対して苦手意識を持ってしまうと、
その人に直接連絡せず、別の人を経由して仕事を進めるケースをよく見かけます。
電話一本で終わる仕事でも、
「苦手だから」という理由だけで回りくどい方法を選んでしまう。
こうした行動は、仕事のスピードを確実に落とします。
プレッシャーの正体
大きな金額が動く仕事や、いわゆる「偉い人」との仕事でも、
感情はできるだけ持たないほうがいいと私は思います。
もちろん、簡単なことではありません。
「ミスしたらどうしよう」と考え始めると、
余計なプレッシャーがかかり、平常心を失い、
結果としてミスが増えることも多いはずです。
私の考え方は、とても単純です。
「失敗したら謝ればいい」
それくらいにしか思っていません。
大きな金額の仕事でも、はっきり言って自分のお金ではありません。
だから、必要以上のプレッシャーを感じることもありません。
「偉い人」に対して態度を変えない
お偉いさんとの打ち合わせでも、私は普段と態度を変えません。
「失礼なことを言ってしまったらどうしよう」
「怒らせたら嫌だな」
そう感じている人も多いと思いますが、
普段、自分と同じ立場の人との会話で、
そこまで失礼な態度を取ることはほとんどないはずです。
であれば、なぜ相手の立場が上になった途端、
態度を変える必要があるのでしょうか。
私は、その必要はないと考えています。
なぜ、ミスを怖がるのか
そもそも、なぜ私たちはミスをしたくないのでしょうか。
多くの人は、
• 怒られるのが嫌
• 社内での立場が悪くなる
こうした理由を思い浮かべるのではないでしょうか。
ですが、怒られたら謝ればいいだけですし、
社内評価が下がったとしても、出世しないだけの話です。
私は20年以上働いてきましたが、
ミスをして即クビになった人を見たことはありません。
精神的に追い込まれて退職してしまった人は見たことがありますが、
それは「ミスそのもの」よりも、
ミスに感情を乗せすぎた結果だと思っています。
仮に本当にクビになったとしても、
今は労働力の売り手市場です。
転職すればいいだけの話です。
転職という選択肢
日本人は、転職を考えなさすぎると私は感じています。
給料を上げる一番確実な方法は、転職です。
私事で恐縮ですが、私は5社以上転職しています。
最初に就職した会社では、
同じタイミングで入社した人が10人ほどいました。
4〜5年経った頃、
「この会社には未来がない」と感じるようになりました。
同じ考えを持った人が、私を含めて3人いました。
その3人は会社を辞め、
それぞれ苦労もありましたが、
やめた2人の現在の年収は800〜1000万円ほどになっています。
私は自分の年収は伏せますが、
今でも最初の会社の人たちと交流があり、
話を聞くと年収は500万円前後とのことでした。
私は思います。
抜け出した3人は、能力ではなく行動力が違っただけです。
そこに、300〜500万円の年収差が生まれています。
自分の会社に未来を感じないのであれば、
転職するべきです。
現状維持バイアスやコンフォートゾーンから、
一度外に出てみてください。
ーー
感情を捨てる、という意味
「感情を持たない」と言っても、
ポジティブな感情まで捨てる必要はありません。
仕事が楽しく、やりがいを感じられるなら、
それはとても素敵なことだと思います。
ただし、
不安・恐怖・プレッシャーといった感情は、
仕事においては必要ない
というのが、私の考えです。
3. 意思決定をなくせることは、とことんなくす
この話は、以前お伝えした「朝の準備」の話と一部重複しますが、
とても重要なので、もう少し踏み込んでお話しします。
仕事で心が疲れる最大の原因のひとつは、
意思決定の回数が多すぎることです。
人は意思決定をするたびに、確実にエネルギーを消耗しています。
だからこそ、仕事では「考えなくていいこと」を徹底的になくすべきだと私は考えています。
メール対応について
メールも、ある程度
「この状況なら、こうする」
と割り切ってしまうことが大切です。
WILLパワーの節約になりますし、
なにより仕事のスピードが圧倒的に上がります。
私が実践している具体例を挙げます。
・会社名は最初のメールだけ書く
名刺交換後、最初のメールだけは会社名を書きますが、
2回目以降は書きません。
正直、「株式会社〇〇」と毎回入力するのは面倒ではないでしょうか。
こちらが書かなくなると、
相手もだいたい会社名なしで返信してくるようになります。
お互いに楽になりますし、まさにwin-winです。
相手が偉い人でも、私はこのスタンスを崩しません。
もちろん、社風によっては合わない会社もあると思いますが、
その場合はそれで仕方ないと割り切っています。
・必要なこと以外は書かない
とても丁寧なメールを書く人をよく見かけますが、
正直に言うと、
「毎回これを書くのは大変だろうな」
「時間を無駄にしているな」
と感じてしまいます。
これも会社名の話と同じで、
こちらが用件だけを書くようになると、
相手も用件だけ返してくることが多くなります。
「用件人間だと思われるのでは?」
と気にする人もいるかもしれません。
ですが、そう思われて何か不都合があるでしょうか。
私は、特に問題があるとは思いません。
出社後・仕事中のルーティン
意思決定を減らすために、
以下のようなこともすべて「固定」しています。
• 朝起きてからのルーティンを決める
• 服装を選ばない
• 出社後の流れを決める
• 資料のまとめ方や、置く場所を決める
こうした小さな積み重ねが、
1日の心の余裕を大きく左右します。
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4. 自分の強みを身につける
人が今の会社に依存してしまう理由は、
「他の会社でも通用するのか不安だから」
これに尽きると思います。
人間関係への不安もあるかもしれませんが、
普通の人であれば、いずれ必ず慣れます。
転職するつもりがなくても、
自分の市場価値を知っておくことは、強くおすすめします。
転職サイトに登録し、
自分のプロフィールや職歴で
「どれくらいの年収が見込めるのか」を把握しておくだけで、
いざ会社を辞めたいと思ったとき、
不安の大きさはまったく違ってきます。
強みとは「差別化」
自分の強みとは、
他人との差別化ができているポイントです。
私の場合、建築関係の仕事をしており、
もともとは施工管理をしていましたが、
努力して図面も描けるようになりました。
「施工管理+設計」ができる人材は、
そう多くありません。
両立は簡単ではありませんが、
私はそこに加えて
仕事のスピードにも自信がありました。
前の会社では、この強みを成立させていましたし、
自分が貴重な人材だという自負もありました。
だから、役員などに何か言われても、
必要以上に気にすることはありませんでした。
私の最終学歴は高卒ですが、
転職サイトに
年収800〜1000万円以上希望で登録したところ、
20社以上から声をかけていただきました。
すべてお断りしましたが。
学歴ではなく、
何ができるか
どれだけ再現性があるか
が見られていると感じました。
みなさんがどんな仕事をしているかは分かりませんが、
ぜひ「ひとつでいいので、他人と差別化できる能力」を
意識して身につけてみてください。
それがあれば、
職場で自然と優位に立てるようになります。
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最後に
私が本当に思うことは、
日本人は相手の気持ちを気にしすぎ、
感情に振り回されている人が多すぎる、ということです。
やるべきことをやった後に、
心配しても仕方がありません。
不安な気持ちで過ごす時間ほど、
無駄なものはないと私は思っています。
早く仕事を終わらせることだけを追求する。
余計なことは考えない。
ただ、それだけです。
決して難しいことではありません。
この記事が、
みなさんがストレスなく、
心豊かに働くためのヒントになれば幸いです。
最後までお読みいただき、
本当にありがとうございました
