借金編③ 「借りることに慣れた自分が、一番怖かった。」
皆さまお疲れ様です。
40代営業マンのTです。
ご覧いただきありがとうございます。
前回は、借金は突然増えたわけではなく、
少しずつ積み重なっていったことを書きました。
最初は、「今月だけ」「来月返せば大丈夫」。
そんな軽い気持ちでした。
でも、一度その便利さを覚えてしまうと、
それが当たり前になっていきます。
財布のお金が足りなければ借りる。
返済日が来れば、また借りる。
その繰り返し。
今思えば、お金を借りているという感覚よりも、自分のお金を「残高調整」しているような感覚に近かったのかもしれません。
そして、一番怖かったのは、そんな生活に慣れてしまった自分でした。
それでも、最初の頃は何とかなっていました。
賞与が入れば返済する。
インセンティブが入れば返済する。
「頑張って働けば返せる。」
そう思えていたからです。
しかし、年を重ねるにつれ、返済額と収支のバランスは少しずつ崩れていきました。
気付けば、「生活のために借りる」よりも、
「返済するために借りる」割合の方が
大きくなっていました。
本来なら返済に充てるはずだった賞与も、
子どもへのプレゼントや家族との時間に
使うことが増え、返済額は少しずつ減って
いきます。
もちろん、子どもに何かを買ってあげたことを後悔しているわけではありません。
ただ、その頃の私は、「返済計画より、その場を乗り切ること」を優先するようになっていました。
今振り返ると、それが泥沼の始まりだったのだと思います。
それでも約10年間、何とかその生活を続けてきました。
ですが、いよいよ限界を感じる時期がやってきます。
そんな頃、順調だった仕事にも変化が訪れました。役員交代をきっかけに会社の雰囲気が変わり始め、この先への不安から、再び転職を考えるようになっていったのです。
また、上手くいって調子に乗った私は、
二度目の転職失敗を経験することになります。
