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『嫉妬論』(山本圭)について・・・

2025年9月8日(月)。
今日は、山本圭さん著の「嫉妬論」について言及したいと思う。
この本は、光文社新書から出ている新書本なのでぜひともお近くの書店で見てみて欲しい。。。

この嫉妬論の副題が興味ぶかい。「民主社会に渦巻く情念を解剖する」
つまり、嫉妬の原理原則は資本主義ではなく民主主義社会に渦巻いているということである。
一般的には、小学生でも想像できるが資本主義社会における格差社会が大きな嫉妬とも呼べる妬みや僻みを生み出していることは大昔から言われてきており、共産主義者中心に格差是正や平等が声高に叫ばれて今現在も税金をめぐる議論やデモが後を経たない。。。

この嫉妬論では、歴史的な研究からの見解から思想家たちの見解を織り交ぜて21世紀の嫉妬がどのように作用しているのか、SNSプラットフォームの普及でどのように嫉妬が過剰化しているのかを紐解いている。
この本で、面白いなと感じたのは嫉妬には『良性嫉妬』と『悪性嫉妬』があり、何事も良い面と悪い面があるように嫉妬にも良い面と悪い面があるというものだ。
良性の場合、敵対よりも優れた隣人への賞賛や憧れを表すものとして表現される。
悪性の場合、世間の多くがイメージしている通りの攻撃型の敵意を持った表現である。

嫉妬の構造としては、自分のレベルと同等かあるいは手の届く範囲内で相手が抜きん出ている場合、その相手の位置を自分の位置もしくはそれ以下に引きずりこむことが嫉妬の攻撃型の特徴で、最近でも不倫問題や俳優さんの薬物使用によるネット民の引きずり活動なんかが典型的なものである。
野球選手の大谷選手に誰も妬みが発生しないのは、大谷選手が明らかに手の届く範囲を超えてしまっている存在で引きずり下ろせる範囲を超えてしまっているがために、誰も妬みという感情を抱かない。
抱くとしたら、婦人の方なのかもしれないが、、、

嫉妬感情は何も悪いものではなく、無くさなければいけない感情なんかでもない。
むしろ、嫉妬感情をうまくコントロールして自分を高めていける糧にできたらそれはむしろ自分自身にとって最高な形であると思う。
だが、中々思い通りにコントロールできないのが人間の感情というものである。
でも、だからと言ってネットとかで攻撃したり引き摺り込む活動に自分の人生の時間を浪費するのはものすごく勿体無いことだと思う。
だから、自分なりの創意工夫が必要でどうすればモチベーション向上や自分のための力に変えていけるのか。ここを考えて行くことが大切だと思う。

私も人間なので、基本的に他人には興味が薄いが街中歩いてそれこそ映画館が大好きなので、平日でも行くことがあるがカップルだらけすぎて視界から消したい時もあるし、そんなことはたくさんある。
大事なのは、そんな嫉妬を力にかえることが大事なので私自身も生きていく中でどう嫉妬と向き合い、少しでも嫉妬心を抱かないようにできるにはどうしたら良いか。考えを深めていきたいところである。。。

ネットで日々のストレスとか嫉妬感情を爆発したい気持ちはわかるが、そんなことに自分の人生の時間を浪費するのはやめよう。
感動を共有しよう。。。

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