私が一番好きなアニメキャラはこの方!
私がこれまでに出会って来たアニメキャラの中で一番好きな人はこの方です。
いや~ガンダム好きな人なら誰もが慕う「ランバ・ラル」さんですね。見たところかなりの老け顔です。とても35歳には見えません。初代ガンダムキャラは全体的に年齢設定がデフレ状態なんです。+5くらいあってもおかしくないと思います。あのアムロが15歳ですから。確かリンカーンでしたか、「40 歳になったら、人は自分の顔に責任を持たねばならない」と言っているそうですが、ラルさんは35歳にして既に”責任感”が顔に溢れ出ています。なにせ、
「わしの出世は部下たちの生活の安定につながる」
なんて名言を残しています。くーこんなことを思っている上司に仕えてみてー!この国のどこを探せば、こんな奇特な上司に出会えるんだ。誰か教えてくれ~。
私の好きな「三国志」の世界にラルっぽいキャラがいるのかなと探してみると、関羽かな?あの人も部下を大事にしましたし、ラルにとってのガルマは、関羽にとっては劉備でしょうね。この人のためなら死んでも良いと心に誓った人ですね。ラルはガルマの敵討ちのためだけに生きているような男です。「士は己を知る者のために死す」なんて言葉がありますが、ラルにとってはガルマが想い人であり、関羽にとっては劉備なんですね。そんな風に誰かに思ってもらえるなんて幸せなことです。
そんな愛すべきランバ・ラルとは好対照なのがこの男、マ・クベですね。
見たままの冷血漢です。部下のことなどどこ吹く風。愛するは上司のキシリアと北宋の壺。ガンダムのスポンサーであるバンダイナムコが、陶磁器の高級陶磁器メーカーノリタケカンパニーリミテドとコラボして実際に販売した壺がこれです。(↓)バンダイナムコは本当に商魂たくましいですね。
ちなみに、中国宋代(960~1279)は陶磁器にとって非常に豊かな時代であり、産地として有名な景徳鎮が開かれたのもこの時代です。しかし、実際マ・クベの壺が北宋様式であるのか、鑑定眼の無い私には分かりません。このHPをご覧になって、皆さんの眼で鑑定して見てください。(↓)
第8代皇帝である徽宗(きそう)は、超一流の文化人でしたが為政者としては失格。異民族に攻められて、息子の第9代欽宗と共に拉致されてしまい一旦宋は滅びます。壺にご執心だったマ・クベもガンダムの餌食となります。因果なものです。
話をランバ・ラルに戻します。彼にはクラウレ・ハモンという内縁の妻がいます。この方です。
かなりの美人です。道理でアムロが惹かれるわけです。アムロはマチルダさんのことも片想いしてましたから、歳の割りには女性を見る目は確かなようです。しかし、子供向けアニメで”内縁の妻”って、さすがは富野さん。とことんリアルさを追求しなければ気が済まないんですね。ハモンに結婚という足枷をハメたくないという、ラルの優しさなのでしょうか。ハモンは愛するラルの仇討ちを企てますが、哀れガンダムの前に戦場の露と消えてしまいます。ラルへの愛を最期まで貫いたハモン。
男気溢れるランバ・ラルは、マ・クベにモビルスーツを補充してもらえない(彼とマ・クベは政治的に対立しているのです)というパワハラを受けたにも関わらず、
「たとえ素手でも任務はやり遂げてみせると、マ・クベ殿にはお伝え下さい」
などと政敵を気遣う余裕さえ見せます。
「ゲリラ屋の私の戦法でいこう」
と部下たちを鼓舞することも忘れない。何と出来た人間なんだろう。
ゲリラ屋本来のやり方ということで、ホワイトベースに白兵戦を挑んだラル達でしたが、結局、ガンダムの登場で文字通り刀折れ矢尽きる状態に。劇場版哀戦士編では、
「見ておくがいい。戦いに敗れるということはこういうことだ!」
との言葉を残して、手榴弾を抱えながら身投げをして最期を迎えます。
ああ、死に様までカッコいいランバ・ラル。
私にとっての理想的な上司は、内村光良でもなく大谷翔平でもありません。
ランバ・ラル、貴方だけです!
恐々謹言
