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「質問箱」ですかあ…

いつの頃からだろうか、私のメールBOX鬼のように大量のメールが届くようになった。スパムメールかと思ってビクついていたら、どうやら違うらしい。

「〇〇さんが質問箱を始めました!」


ムムム、質問箱?

何じゃいそれは。その名の通り解釈すれば、ライターに質問出来るシステムなんだろうけど…。私はほとんど事務局からの「お知らせ」は見ていないので、そんな物が始まるなんてことは、露知らずんば虎児を得ず。

noteの事務局は、アレコレと利用者の興味・関心を惹くことに躍起になっているようですなあ。先にはAIによる記事の自動翻訳を導入したり、今度は質問箱かあ。全くご苦労さんなことで。私としては、それよりもスキの数コメントの書き込みの数を制限するような形でのスパム対策を何とかして欲しいものだ。他にやりようは無いものか。折角一千万人を超す利用者の海の中から、このなんちゃって随筆家である私のくだらんエッセイを見つけ出して、タイパを気にせずに読んで下さった奇特な読者がいるのに、彼らに対して満足にスキ返しも出来ない。フォローしてくれた人コメントを書き込んでくれた読者に返信しようにも、制限が掛かってどうしようもない。相手は

「何だコイツ、折角記事を探し出してスキしてやったのに、こっちの記事は読まないんだ。なんて失礼なヤツだ!」

なんてお怒りモードにならぬとも限らない。私の品格が疑われてしまう。私は出来るだけフォローしてくれた人にはお礼のコメントを入れるようにしている。(ただフォローが欲しいだけの人には書かないけど)それが出来ないのは何とも心苦しい。こんな不敬は早々に何とか解消して欲しいもんだ。早速コメント制限が掛かってフォロワーさんにコメント書けないじゃないか!何とかしてくれい事務局さん。

それこそ高性能のAIを使って、ネガティブコメントを書き込む一昨日おいでな利用者やスパムの常習者をパージ出来ないものか。そういうことに注力してもらっても良いと思うんですがね。利用環境が良ければ、それだけ多くの利用者が生まれるわけで、そちらの方がよっぽど利潤追求の役に立つような気がする。

そもそも、私が仮に「質問箱」を始めたとして、一体読者は私に何を聞きたいのだろう。年収?職務の内容?そんなものは、非正規で働く身分だから、恥ずかして答えられない。それに、有名人でもない私のそんな情報を知って何になるのか?世界に繋がっているSNSの世界だから、会ったことも無い画面越しの相手個人情報など答えらえれるわけがないしなあ。私は何かの店舗を経営しているわけでもないし、何かのノウハウを提供しているわけでもない。子供もいないから子育ての悩みに答えることも出来ない…。

仮に歴史について質問されたところで、いつもエッセイの中で書いている様に、歴史は解釈の世界だから、「私はこう思う」ということしか答えられないし、充分エッセイの中で私は持説を述べているので、それ以上何も答えられない。アニメやアニソン、音楽のネタだって、私は総じてファンではないので、当該のネタに対して、書いてあること以上何も答えられない。質問箱は、「質問」と称して自説を滔々と述べる“自説ノベルティ”にとって、有難いシステムかも知れない。私の書いたネタに対して、質問箱でこれでもか、と自説をブツケラレても困ってしまう。SNSの世界は何にせよ、快適なやり取りができるか否かは相手の「良心」に依存しているのだから、質問箱というシステムが、良好なスキームとして機能するかは私には分からない。

私はnoteの紹介文にも書いている様に「なんちゃって」精神大切にしている。何物にものめり込まず一定の距離を保っているということ。だから私の持っている知識というものは、総じて甘い格好の良い言い方をするなら、「広く浅く」ということになる。稀に私のことを「博識」だと持ち上げて下さる方もいるけれど、本人からすると単に薄い知識を書きたいように書いているに過ぎないんですね。だから、世界史だろうが日本史だろうが、細かいこと質問されても何ら答えられない。言いたいことは全て文中に存在している。その文字一つ一つで判断してもらいたい、といつも思っている。足りない部分は読者の想像か、あるいは文献を調べて埋めて欲しいところ。

歴史のエッセイは、別に「論文」として書いてはいないので、細かい内容を掘り下げて、誰にも突っ込まれないように書く、なんてことは無い。自分が普段感じていること、研究者の書いた本をペラペラ捲りながら、「そうじゃないんだよなあ」なんて思うことを自由に書いている。だってエッセイだもの。レポートでも論文でもない。そんなものは大学時代にとっくに卒業している。司馬仲達についてアレコレと文献を漁って書いたことを懐かしく思う。そうして書いた卒論が何点だったのか、もう忘れてしまった。司馬仲達をテーマに選んだのは、別に好きだからじゃなくて、人気が無いから、それならきっと自分の書きたいように書けるだろうと思っただけ。もう30年以上も前だから、書いた内容も忘れちゃった。そんな程度だから、大したことは書いていなと思う。

質問箱…。

一体、読者は私に何を聞きたいんだろう。それを逆に質問したい気分だ。

オイラは流行り物という流行り物には飛びつかねえ質でしてね。事務局の皆さん、アッシのことはそっとしておいておくんなせい。

                              恐々謹言