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あっさりながらもあの頃のメガテン ~ 真・女神転生-20XX雑感


真・女神転生-20XXプレイレビュー


switchに移植されたかつて携帯アプリとして配信されていた真・女神転生の外伝『G-MODEアーカイブス+ 真・女神転生-20XX』をカオスルートでクリアしました。なので色々と思ったことを語っていこうかなと。


真・女神転生-20XXは強さを渇望する少年(主人公)と、記憶をなくした少女、アインがヴァルハラで出会い、ヴァーチャルバトルやコロシアムでの戦いを経て、チャンピオンになってから物語が大きく動き出すという話になっています。
真・女神転生Ⅱの前日譚でありマダムや岡本などのキャラが登場します。戦闘BGMも真Ⅱの曲がそのまま使われ、当時の携帯のスペックで頑張っています。一方悪魔などのデータはifから流用されているようです。


悪魔会話、悪魔合体はあるのですが、最低限なもの。なんと二身合体しかなく三身合体がありません。真Ⅱの時点ですでにあった魔法継承もないという。
その代わり剣合体は結構種類が多く、最強の剣を作るのにはかなりのやりこみが必要になってきます。最終的にラスボスには剣ぐらいしか効かないことを考えると剣合体に力を入れたゲームになっていると言えるでしょう。
ただ序盤から中盤にかけては全体攻撃できる銃と状態異常弾との組み合わせが圧倒的に強いです。そのあたりは神経弾で無双した初代真・女神転生のようなプレイ感となっています。

最強の剣、八束の剣。さらに上位の剣が存在するがラスボスに反射されてしまう関係でこれが最強らしい。
八束の剣は強いものの剣同士の合体で作る手間のかかる剣なのでアインは手頃な合体剣で妥協。


でこのゲーム、真Ⅱの外伝らしくヴァーチャルバトルやコロシアムといった要素があるのだが、中盤までは旧地下街を探索→ヴァーチャルバトル→コロシアムの繰り返しで単調なんですよね。ボスもちょっとレベルの高い普通の悪魔だったりするし。
チャンピオンになってアインがテンプルナイトにさらわれてから物語が大きく動き始めるのですが、それからすぐに属性が固定されラストダンジョンに入って終わってしまった印象。悪魔のレベルも40台が最高で妖精に至ってはおそらく38のトロールが最上位でクーフーリンすらいません。エンディングも字幕だけでものすごくあっさりです。


シナリオ的にはヒロインのアインや囚われてる人々を助けようとしたりするとカオスに寄るので心情的にカオスルートに入りやすいかなと思いました。主人公がカオスヒーローっぽいのもあって意図したものかと思われます。これでロウルートに行くのは中々……やっぱメシア教ってクソっすよ! いやアインを人体実験の道具にしたガイア教も中々最低なんですが……
主人公とアインを主軸にしたシナリオは王道で終盤はおおってなりましたが、いかんせん中盤までが退屈でしたね……もう少し序盤にも色々イベントがあればいいなと思いました。でも多分容量的に無理があったかと。


総じて当時の携帯アプリとしての限界かあっさり気味なもののあの頃のメガテンらしさは十分にあるので、特にストーリー的な繋がりのある真Ⅱが好きな方はプレイする価値があると思います。
以下攻略情報がまだまだ少ないため、ヒント的なことを書いておきます。

攻略のヒント

・まずはゴンズピストル・ランディショットを買う

とにかくマッカを貯めてダウンタウンに売っている複数敵に攻撃できるゴンズピストルと状態異常・魅了の効果のある弾のランディショットをまずは一人分、できれば主人公とアイン二人分買う。そうするとオートで敵を封殺できるようになって途端に楽になります。
ただしスライムなど銃が通りにくく魅了が効かない敵もいるので魔法で速攻するか逃げましょう。破魔・呪殺要員を作れば楽になります。
銃は南地区B4FのショップでALL攻撃できるSPAS12を主人公に買い替えてあげるとその後が非常に楽です。西地区B4Fのショップで買える黄金銃が最後まで使えるかと思います。このゲーム、銃強いです!

・練気の剣はサイクロプスからのドロップがオススメ

合体剣の素材となる練気の剣。西地区B2Fにある落とし穴で落ちた先のB3Fにある宝箱からも確定で1本手に入りますが、八束の剣などの最強クラスの合体剣を作るには複数の練気の剣が必要になってきます。
そこでドロップは西地区の天使プリンシパティ、北地区の邪鬼サイクロプス、センターの妖鬼ヤクシャからとなりますが、プリンシパティやヤクシャからは1本もドロップしませんでしたが、サイクロプスは出現率が低い代わりに2本ドロップしました。
なので個人的にオススメなのはサイクロプスを練気の剣ドロップ狙いで狩ることです。北地区はそれなりにレベルの高い悪魔がいるのでついでに経験値マッカ稼ぎにもなりますし。時期的にもちょうど2本目を手に入れておくにはいい頃合いでしょう。

オススメ仲魔

・大天使ラミエル

もっとも低レベルな大天使ながらマハンマが使える強力な破魔要員。こいつが作れる頃には西地区やヴァーチャルバトルで出現するほとんどの攻撃が効かないブラックウーズに手を焼いてるだろうから、マハンマで一掃してやるのが良い。ハンマが使える天使アークエンジェルでも可(こちらは会話で仲魔にできる)作るなら天使×堕天使で。

・国津神ヒトコトヌシ

合体剣妖刀村正(最終的には坤竜丸や八束の剣にする)を作るの必要なので一度は作るかと思われますが、ムドとハマオンを覚えているため破魔呪殺要員としても活躍します。レベル帯的に物理の効かない北地区のウベルリの対処に困ってるかと思われますが呪殺に弱いためムドオンではなくムドでも簡単に即死します。国津神は龍王×地霊で作れます。

・女神ハトホル

中盤の回復要員。アインは単体回復はディアラハンまで覚えるのに対し全体回復はメディアしか覚えません。なのでメディラマを覚えてかつMPが非常に多いハトホルは場合によってはラストまで使えます。攻撃魔法としてメギドを覚えているので魔人アリスなどにも安定してダメージが与えられるのが強み。霊鳥フェニックス×鬼女ラミアで作れますが、霊鳥を龍王×妖魔などで作っておく必要があります。

・魔獣ケルベロス

おなじみパスカル。マダムの館にいますがここでは仲魔にすることはできません。センターで普通の悪魔として出現、会話で仲魔にできます(もちろん合体でも作れる)物理攻撃と命中率を上げる特技パワーブレスが体力が非常に多いラスボス戦などでは必須級になってきます(ただしデカジャを使われるのでかけ直しが必要)カジャ要員なら他の悪魔でもいいですが、ケルベロスはN-N属性なのでどのルートでも使えるのがポイント高い。

余談 真・女神転生と自分


自分が真・女神転生シリーズに初めて触れたのは2015年頃、今から10年前のことになります。iphone版の初代真・女神転生を東方projectの元ネタだからという動機でやり始めたんです。アリス・マーガトロイドが六本木のアリスだとか、色々ありまして。
そうしたら……ものすごくのめりこんでしまったんです。悪魔会話の面白さに。世紀末的な世界観に。自分がこの世界でどう生きるのか常に選択を迫られるインタラクティブ性に。一周目はロウルートでクリアしましたが、かつての友人達の屍を乗り越えて、果たしてこれで良かったのかという思いにとらわれ衝撃的な体験となりました。
そしてその後真・女神転生Ⅱを始めシリーズ作をいくつかやっていくのですが、いまだに最初の真・女神転生のインパクトを超えられていないかもしれません。
自分はRPGならFF6が魂のゲームなのですが、実際に自分が制作したゲームにおいて影響を受けているのは真・女神転生の方なんです。RPGツクールで作ったゲームは悪魔会話システムを搭載したメガテンライクなゲームが多いし、そうでないゲームもロウカオスニュートラルのような属性分岐があったり、あるいは世界観などで影響を受けていたりする部分があります。だからもし真・女神転生をプレイしていなかったら自分はゲームを作ってすらいなかったんじゃないかとさえ思います。
G-MODEアーカイブスでは『真・女神転生 東京鎮魂歌』という作品も復刻されるみたいなので期待しています。

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