ムーさんとおまかせ。
色んなAIが活躍する
この令和の時代に。
なんとか取り残されまいと、
チャッピーにしがみつく
ロートル和牛がいた。
ムーさんである。
子供の頃からあれこれ
手広く手を出すタイプではなく、
気に入ったものを使い続ける
タイプだった気がする。
しかし近年はどちらかというと、
新しいものが面倒臭いという、
老害の初期症状とも言える
体たらくである。
そんなものぐさな私も、
フォロワーの方々の挑戦する姿に
勇気づけられて、
かねてから気になっていた
とあるAIに、
ついに手を伸ばすのであった。
Suno。
ずっと「スノー」だと思っていたら、
「スーノ」と読むらしい。
楽譜も読めない。
楽器も弾けない。
音楽は好きでも、
家族と違って、
音楽の才能が私にはない。
私に深く根差す
コンプレックスの一つだ。
そんな私でも、
自分だけの音を作れる
魔法のようなAIがあるという。
きっと昔の私が聞いたら、
「そんなのはズルだ!」
と怒るだろう。
でも、
チャッピーと一緒に
サムネイルを作り、
記事を書いてきた今なら言える。
得意なことは、
得意な人にまかせる。
そして、
頭の中にしかないものを、
現実へと連れ出す。
そうして生まれる作品も、
立派な創作なのだと思う。
……たった一曲で、
すっかりプロデューサー気取りの
牛であった。

