動画機なのに、写真がよかった。Insta360 Luna Ultra を街に持ち出した
Insta360 Luna Ultraは、ジンバル一体型の動画カメラとして登場しました。8K撮影、AI追尾、ライカ共同開発のレンズなど、公式サイトを見ても主役は動画です。でも私が気になったのは、動画ではありませんでした。
1インチセンサーとライカのレンズ。
この組み合わせで写真を撮ったら、どんな色になるんだろう。そんな興味から手に取ったのがきっかけです。
結論から言うと、想定通りで自分の中では満足でした。
今回は、1日だけ早く購入できたので、実際に撮ってみて気に入ったポイントと、撮って出しの作例を交えながらご紹介します。
LeicaQ2を使っていたので気になった点
先に普段使っているカメラを書いておきます。RICOH GR IIIx、FUJIFILM X-Pro3 + XF35mm F1.4、SONY ZV-E1。そしてLeica Q2です。だからこそ、Insta360 Luna Ultraの「Leica co-engineered」という言葉が引っかかりました。よくある話でライカの名前が付いていても、やはり本物とはちがうよねって実際によくある話で、そこは自分基準での「ライカらしさ」があればいいかなというぐらいでした。
ところが、実際に撮ってみるとスマホとは一段違う感じで、これなら写真撮っても好きな感じの雰囲気があるなっと。

もちろんフルサイズのQ2と、1インチセンサーのLuna Ultraを絶対画質で比較するのはフェアではありませんが、それでも紫陽花の花脈や推しべや雌しべも見えますし、背景ボケもありこれで十分だなと。毎日カバンにLaica Q2を入れて歩くのはちょっと重く。好きな雰囲気の画質で、軽くて小さいLuna Ultra、このポイントだけでも十分な魅力があると思いました。
ライカのシグネチャーカラーがよい
Luna Ultraには、Leica Natural、Leica Vivid、Leica Chromeなどライカ由来のカラープロファイルが搭載されています。私は普段からクラシッククロームやKodak系の色味が好きで、光と影を意識しながら撮ることが多いです。
特にお気に入りはLeica VividとLeica Chromeです。Vividは色がしっかり出るのに派手すぎず、影もしっかり締まります。Chromeは少し落ち着いたトーンで、街の何気ない風景が映画のワンシーンのように見えてきます。





233gという軽さもポイント
写真機として使うなら、軽さも大事です。1インチセンサーのカメラ比較でLuna Ultraは233g。普段持ち歩くバッグにも気軽に入りますし、「今日は重いから置いていこう」がありません。
スナップ写真は昨年だとX halfが注目されましたが、あちらはRAW(DNG)で撮影できず(※高度な現像は私はできないので、保険みたいにあったらいいなレベル)、RICOH GR3xは40mm。Luna Ultraは60mmの望遠と20mmの広角の2つのレンズを搭載
まとめ
今回の使い方は少し特殊かもしれません。Luna Ultraは動画カメラとして登場した製品ですが、私は最初から写真を撮るつもりで手に取りました。実際に使ってみると、その選択は間違っていなかったと思います。
1インチセンサーとライカのレンズ。撮って出しでも気持ちよく出てくる色。毎日持ち歩きたくなる233gの軽さ。そして20mmと60mm、2つの画角を使い分けられる楽しさ。もちろんLeica Q2やGR IIIxの代わりになるカメラではありません。でも、それとは別の魅力があります。
気軽に持ち出せて、撮るのが楽しい。そして思った以上に写真がいい。Insta360Luna Ultraは、今のところそんな一台です。


