なぜ、朝の小さな予定狂いにこんなにイライラするのか
朝、定期入れが見つからない。
それだけで、私は一気にイライラします。
定期入れがなければ、そもそも家から出られない。
6時20分の電車に乗りたいのに、その時間がどんどん削られていく。
探しながら、心の中では自分自身に怒鳴っています。
「だから定期入れは決まった場所に置いておけって!」
そんな感じです。
しかも今朝は、それだけではありませんでした。
靴下を履いたつもりが、かかとが前になっている。
それだけでもイラッとします。
外に出たら雨が降っている。
「ああ、めんどくせーなー。傘も持っていくのかよ」
そんなふうに思ってしまう。
ひとつひとつを冷静に見れば、そこまで大きな出来事ではないのかもしれません。
でも、急いでいる朝には、小さなことが全部「予定を狂わせるもの」に見えてきます。
なぜ、朝の小さな予定狂いに、こんなにイライラするのだろう。
イライラの正体って、何なのだろう。
少し考えてみると、私には、朝に守りたい流れがあるのだと思います。
その電車を逃すと、少しずつ車内が混んできます。
朝のカフェタイムも短くなる。
noteを書くために取っておきたい時間が、どんどん削られていく。
一日が始まる前に、自分の言葉を少しでも置いておきたい。
そのイメージがあるから、ほんの少し予定が狂うだけで、心の中が一気にざわつくのだと思います。
私は、かなり怒りっぽい人間です。
これはもう、きれいごとを言っても仕方がありません。
ただ、その怒りを観察してみると、いきなり怒りが出てくるというより、その手前にイライラがある気がします。
思い通りにいかない。
イメージ通りに進まない。
そこに「時間がない」が重なる。
すると、一気に怒りに近づいていく。
仕事やプライベートで、すぐにやらなければならない案件が残っているときもそうです。
本当はnoteの記事を書きたい。
でも、その案件を先に片づけなければならない。
もちろん、やるべきことだとは分かっています。
大事なことだとも分かっています。
でも、正直なところ、心の中ではその案件を「邪魔だ!」と感じてしまうことがあります。
「本当はこっちをやりたいのに」
その気持ちがあるから、イライラする。
朝のカフェでも、似たようなことがあります。
そろそろ出勤しなければならない。
そう思ったタイミングで、トイレに行きたくなる。
ところが、なかなかトイレが空かない。
そうすると、心の中ではかなり口が悪くなっています。
「こいつ、いつまで入っているんだよ」
「はよ出ろや」
本当に、そんな感じです。
書いていて、自分でもちょっと笑ってしまいます。
でも、その瞬間は本気でイライラしています。
こうして見ていくと、私のイライラには共通点があります。
時間がない。
自分のイメージ通りに進まない。
この二つが重なると、イライラが強くなる。
そして、そのイライラが怒りになる。
つまり私は、朝の時間と、自分の中にある朝の流れを守りたかったのだと思います。
朝のカフェでnoteを書く時間。
自分の気持ちを言葉にする時間。
一日を、自分のペースで始める時間。
その流れが崩れそうになると、私は強く反応する。
イライラや怒りは、あまりきれいな感情ではありません。
できれば、もっと穏やかでいたい。
でも、実際にはイライラする。
怒りも湧いてくる。
だからこそ、その感情をなかったことにせず、
「これは何なんだろう?」
と見てみることには、意味がある気がします。
イライラをなくすことは、簡単ではありません。
でも、その奥にあるものを見てみることはできる。
今朝のイライラは、自分が大切にしているものを教えてくれていたのかもしれません。
