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" その全てが『君』で▬だったよ "

星野アイになるためにいろんな気持ちを使ってきた。

アイドルになれても、なかなか自分の納得するアイドルになれなかったり、ソロを目指すも準備の段階で心が限界で入院になったり。

自分には無理だと思ったし諦めるのと発想の転換をするのってすごく得意だから、折り合いをつけて違う生き方をするものだろうと思ってた。

いつか【推しの子】というジャンルが廃れるのだって怖いし、アイは好きだけどアイを見ると挫折感も伴ってきて少し切なかったり、それにもう一度芸能活動をする気は更々なくて。

でも、アイを初めて見た時の衝撃っていつまでも鮮度がそのままで。

自分のここまでの強い気持ちを信頼している人に伝わらなかったこともあって。

それからはアイみたいなアイドルになりたいって言わなくなった。

もうなるためのルーツも手元になかったし。
日常生活することすら出来ない状態だったし。

入院した時からそれでも何かほかにやることを見つけなきゃってずっと考えてた。
絵を描いたり歌詞を描いたりでも全部アイの時みたいに心が動かない。

そんな中でアイ以外の人物に初めて夢中になれた。
それがなんでなのかはわからなかったけど、その人はもういないけど残してくれたものを思い出した時に「もう一度アイを目指す為に出会うべき人だったのかも」と思えてきた。

その人は「あなたが一生懸命生きてるところが好き」と言ってくれた。
「成功して欲しいなんて思わない、結果を気にせず過程を楽しんで」
「努力や献身は実るためにするものじゃない、出来ないとわかっていてもやることこそが尊い、ただやる、それだけ」

私にはその尊さがあって、それこそが一生懸命生きていて好きということだと理解できた。

アイ以外でこんなに人に興味を持ったことがなかった。だから私は勘違いして、人に夢中になっていればそれで心を満たせると思ってた。

でもアイの代わりはいないしその人の代わりもいない。


だけど腐らないでいなきゃいけない理由がある日できた。指切りをして、その為には私は私を続けなきゃいけない。続かせなきゃいけない。

どうしたらいいか考えた時、その人に出会って教えたもらったこと全てと自分はやっぱりアイをやりたい、それしかないと気づいたのです。

何か他のものを見つけなきゃまた歩くことはできないと思い込んでいたけど、またアイの瞳を見続けていいしその為にきっと出会った人と、その先で果たす約束を交わす人との出会いが自分の実になっているし、これからもどんどん育つんだと実感した。

その為に支えてくれる大人もいる。
一人じゃなくて、色んな人の力を借りてアイになりたい。

それは星野アイの孤高な生き様とは違う生き方だけど、
同じ光をパフォーマンスを通して放つことはそれでも出来ると思う。

今度はへし折られそうになったら誰か大人を頼って泣けばいいと思う。
独りだったら捨てることでしか逃れられない痛みも、もしかしたら耐えられるのかもしれない。


やっぱり私はアイが好き。

アイを目指すルビーの光が好き。

アイに憧れるさりなちゃんの笑顔が好き。


一生懸命生きてる私の事を好きな人が
一生懸命生き続けてるって気づいてくれるかもしれないし。


芸能活動はしないけど、表現することは続ける。
このルビーと同じ気持ちで大勢ではなく、誰かに届くように踊りたい。

指切りした人とのためにちゃんと自分を続けたい。

心が脆いってやっかいだし、でもだからこそ貰った気持ちや教え、これら全部が「アイという夢」が繋いで作ってくれた杖だとしたらそれを支えに辿たどしくても消えないでいたい。


推しの子の主人公がアクアの意味がやっとわかった


" 死んでしまいたいと思う事ばかりのこの世界で
悲しい事に遭わず生きることなんてきっと出来なくて
世界は真っ暗で明日に希望も無くて夢も持てなくて
そんな人達が溢れに溢れてるこの世界で
ルビーちゃんはずっと泣いていたよ
ルビーちゃんは誰より泣いて 泣き続けて
それでも 立ち上がったよ
歯を食い縛って心の整理なんて出来ないまま
何も救われないまま
苦しさも悲しさも抱えたまま駆け出したよ

それは簡単な事じゃないけれど
自分が出来る事を精一杯やれば
その先に自分の生きた理由があると信じて

悲しくないなんて嘘を重ねながらここまで辿り着いた
そんな嘘達が暗闇に生きる誰かに何かを与えていくんだと思う

それはまるで暗い程により輝く

夜空の星みたいに! "


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