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🐒ショウガラゴにやさしい気持ちを託した理由

こちらは有料記事ですが、途中までは無料でお読みいただけます📖🕊
ショウガラゴとの出会いや、スタンプが生まれていった流れを無料部分で紹介しています。

さらに制作の裏側まで知りたい方は、その先も読んでいただけたら嬉しいです☺️


ショウガラゴを知っていますか?

突然だけど、「ショウガラゴ」という動物を知っているだろうか。
名前を聞いて、すぐに姿を思い浮かべられる人は、どのくらいいるのだろう。

ショウガラゴは、アフリカに暮らす小さなサルの仲間。夜行性で、大きな瞳と耳を持ち、木々の間を軽やかに移動する動物だ。

英語では「ブッシュベイビー」と呼ばれることもあるらしい。

少し不思議な雰囲気をまといながら、大きな瞳でじっとこちらを見つめる姿は、どこかあどけなくて、かわいらしい。

わたしがショウガラゴを知ったのは、YouTubeで見かけたことがきっかけだった。

以前、動物園で実際に見たこともあったけど、改めて動画で見ると、大きな瞳や、くるくると変わる表情がとても印象に残った。

当時のわたしは、スタンプではあまり見かけないような、少し珍しい動物を描いてみたいと思っていた。

「こんな動物がいるんだ」

そう思ってもらえるような子を、主役にしたかったのだと思う。

少し不思議で、でもかわいい。

そして、あの大きな瞳なら、言葉にしにくい気持ちまで代わりに伝えてくれそうな気がした。

そんな思いから、最初のショウガラゴのスタンプ作りが始まった。


第1弾 日常で使えるショウガラゴ

最初に作ったのは、毎日のやりとりの中で使えるスタンプだった。

「おはよう」
「ありがとう」
「ただいま」
「おやすみ」

そんな、日常の中で使いやすい言葉が中心だった。

けど、ただ便利な言葉をそろえるだけではなく、全体に「やさしい気持ち」を込めたかったのだと思う。

「ごめんね」と小さくなっている姿。
「もうむり…」と力が抜けている姿。
「ドキドキ…」と不安そうにこちらを見る姿。

感情はそれぞれ違っていても、どこか相手を思いやるような、やわらかい雰囲気でまとまっている。

振り返ってみると、第1弾の頃からすでに、ショウガラゴは、やさしく気持ちを伝える子になっていたのかもしれない。


はじめて誰かに届いたスタンプ

当時は、ショウガラゴのほかにも、いくつかの動物スタンプを作っていた。その中で、確か初めて購入してもらえたのが、このショウガラゴだったと思う。

自分が作ったスタンプを、知らない誰かが見つけてくれたこと。そして、実際に使ってみたいと思ってくれたこと。

それが、とてもうれしかった。

購入してもらえたことで、ショウガラゴが初めて自分の手元を離れ、誰かのもとへ届いたように感じた。

そのうれしさが、「この子でもう一度作ってみたい」という気持ちにつながり、第2弾を考えるきっかけになったのだと思う。

ショウガラゴは、わたしにとって初めて「続きを作りたい」と思わせてくれた子だった。


第2弾 仕事でも使えるやさしい敬語に

第2弾では、使える場面をもう少し広げることにした。

「ありがとうございます」
「お疲れさまです」
「承知しました」
「少々お待ちください」

友人や家族だけではなく、仕事関係の人にも送りやすい、やさしい敬語のシリーズだ。

かしこまりすぎず、かわいらしさも残しながら、相手に失礼なく気持ちを伝えられるものを目指した。

そして第2弾では、文字のないスタンプも多めに加えた。

ぺこりと頭を下げる姿や、目を閉じてうなずく姿、大きな瞳でじっと見つめる姿。

ショウガラゴなら、言葉がなくても表情だけで気持ちを伝えてくれそうだった。

ただ、この頃のわたしは、ショウガラゴだけを深く掘り下げていたわけではなかった。

もっといろいろな動物を描いてみたいと思っていて、次から次へと新しいキャラクターを考えていた。

この時点ではまだ、ショウガラゴが何度も作り続けるキャラクターになるとは思っていなかったのだと思う。


第3弾 夜にそっと送りたくなる本音

第3弾では、「やさしい夜の本音」というテーマを選んだ。

ショウガラゴは夜行性の動物。

そして振り返ってみると、この頃のわたし自身も、今よりずっと夜型だったのだと思う。

夜になってもなかなか眠れない。
まだ誰かが起きているのか、少し気になる。

話したい気持ちはあるけど、自分から声をかけるのは少しためらう。
そんな夜の気持ちを、ショウガラゴに託してみたくなった。

「まだ?」
「起きてる?」
「今だけ」
「眠れない」
「ほんとは」
「そばに」

昼間なら少し言いにくいことも、夜になると、ふと誰かに伝えたくなることがある。

夜行性のショウガラゴなら、眠れない夜にも、そっとそばにいてくれそうな気がした。

この頃から、ショウガラゴは、便利に使える動物スタンプというだけではなく、言いにくい気持ちを代わりに話してくれる子になっていったのかもしれない。


第4弾 季節を楽しむショウガラゴ

第4弾では、少し方向を変えて、季節のイベントをテーマにした。

選んだのは、こいのぼり。
こいのぼりに乗ったり、抱きしめたり、中に入って眠ったり。

子どもの日のためだけではなく、春から初夏のやわらかな空気も感じられるシリーズにしたかった。

言葉も、
「無理しないでね」
「応援してるよ」
「今日もえらい」
「いつも味方だよ」

といった、これまでのショウガラゴらしい、やさしい言葉を選んだ。
使う場面やテーマが変わっても、相手を思いやる気持ちは変わらない。

この頃にはもう、ショウガラゴの中に「やさしさ」という芯ができていたのだと思う。


はじめて海外へ届いたショウガラゴ

第4弾まで作った頃、ショウガラゴのスタンプを、初めてアメリカの方から購入してくれた。
日本の中だけではなく、海の向こうにいる誰かが見つけてくれたこと。

それが、とてもうれしかった。

そこで、「この子のやさしさを、英語でも届けてみたい」と思うようになった。

そして作ったのが、
「やさしい夜のショウガラゴ English Ver.」
「やさしい虹色ショウガラゴ English Ver.」
の2つだった。

「Thank you」
「Take care」
「You okay?」
「Good night」

言葉は変わっても、相手を気づかう気持ちは同じだ。英語にしたことで、ショウガラゴの世界が少しだけ広がったように感じた。

最初は、珍しい動物を描いてみたいという気持ちから始まったショウガラゴ。

それが少しずつシリーズになり、やがて日本を飛び出して、海外にも届く子になった。

ショウガラゴは、最初から特別なキャラクターだったわけではない。
けど、初めて購入してもらえたこと。
シリーズを重ねるたびに、この子らしい言葉が増えていったこと。

そして、海の向こうにも届いたこと。

振り返ってみると、ショウガラゴは少しずつ、わたしにとって大切なキャラクターになっていったのだと思う。

ショウガラゴという動物が、どのくらい知られているのかは分からない。
けど、自分の作ったスタンプを通して、「こんな動物がいるんだ」と知ってもらえたらうれしい。

そこから実際のショウガラゴにも少し興味を持ってもらえたら、それもわたしにとって大きな喜びだ。

最後までお読みいただきありがとうございます✨

今回の記事で紹介したショウガラゴのスタンプはこちら。
日常で使えるものから、やさしい敬語、夜の本音、季節のシリーズまで、少しずつ広がってきました。気になるものがあれば、のぞいてみてもらえたらうれしいです。

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ここからは、少しだけ制作の裏側を

ここからはおまけとして、印象に残っている一枚や、作る中で苦労したこと、今だから思うこと、そしてこれから作ってみたいものについて書いていく。

完成したスタンプだけでは見えない、少しだけ裏側の話。

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