【職人図鑑】彩画職人部類(5)甲(よろい)

甲 よろい
甲 『釋名』 ニ 云
似 物ノ之 有 鱗甲
始 テ 作 之ヲ 人 ノ 異説 多シ

『續日本紀』 ニ 云 光仁天皇 寚龜十一年八月 勅シテ 今革 ノ 是 為 甲
俗 呼 甲 稱 具足 蓋 此 六具満足 ノ 是通稱 耳
※ 「寚龜十一年」は、宝亀十一年(780年)。
※ 「蓋」は、けだし。
※ 「耳」は、のみ。
※ 参考:『倭漢三才圖會 上卷(甲)』(国立国会図書館デジタルコレクション)

甲について

和名 與呂比 装揃之義乎
出典:国立国会図書館デジタルコレクション『和漢三才図会 卷三』

出典:国立国会図書館デジタルコレクション『日本社会事彙 上』

出典:国立国会図書館デジタルコレクション『国史大辞典 插絵及年表』
参考:『甲冑著用図 完』(出典:国立国会図書館デジタルコレクション)
具足・六具について

ぐそく 〔具足〕
(一)古、甲冑及び、附属の軍要諸品の具備せる総称。具はり足れる義より出づ。軍用記に云「六具といふは 弽・鞭・箙・母衣・扇・小旗。五装束といふは、籠手・脛楯・甲・鉢巻・腰當なり」

具足一領
具足は鎧、甲冑、語原は言海によると具ふ(体に)意を具足とかきて音読せる語か。或は云ふ、甲冑の六具満足せるを称する語なりとあり。一領の領は数ふる時の助数詞である。
※ 参考:『倭訓栞6 幾久計古之部(ぐそく)』『言海:日本辞書 第1-4冊(具足)』
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