【女大学宝箱】(35)源氏物語⑤藤の裏葉/若菜/柏木/横笛/鈴虫/夕霧/御法

藤の裏葉
春日さす ふぢのうらはの うらとけて
君しおもはゝ われもたのまん
若菜 上
こまつばら すゑのよはひに ひかれてや
野辺のわかなも としをつむべき
若菜 下
ゆふやみは みちたど/\し 月まちて
かへれわがせこ そのまにも見む
柏木
いまはとて もえむけふりも むすぼゝれ
たえぬ思ひの なをやのこらむ

横笛
よこぶゑの しらべはことに かはらぬを
むなしくなりし ねこそつきせね
鈴虫
こゝろもて 原のやどりを いとへども
なをすゞむしの こゑぞふりせぬ
夕霧
山ざとの あはれをそふる ゆふぎりに
たち出むかたも なき心ちして
御法
たえぬべき みのりながらぞ たのまるゝ
よゝにとむすぶ 中のちぎりを
筆者注 ● は解読できなかった文字を意味しています。新しく解読できた文字や誤字・誤読に気づいたときは適宜更新します。詳しくは「自己紹介/免責事項」をお読みください。📖
