【職人図鑑】彩画職人部類(27)硯(すゞり)【読了】

硯
『西京■記』 (■は礻+集)
天子ハ 以 玉ヲ 為ス 硯
且 唐人只多 以 瓦ヲ 為 硯ト
※ 「西京■記」は、前漢時代の逸話を集めた書『西京雑記』。参考:『西京雑記』(国立公文書館デジタルアーカイブ)『広文庫 第10冊(玉の硯)』『歴史通覧』(国立国会図書館デジタルコレクション)

『五雜組』ニ 云
端州ノ石 最モ良シ 益ス 墨青紫色ヲ 者 可シ 直千金ナル
※ 「五雜組」は、明代末期に謝肇淛が著した随筆集『五雑組』。参考:『五雑組』(佐賀県立図書館データベース)
※ 参考:『広文庫 第10冊(端渓の硯)』『参河志』(国立国会図書館デジタルコレクション)

『源氏物語』
姫君、御硯をやをら引きよせて、手習のやうに書ませ給ふを「是に書たまへ、硯には書付さなり」とて、紙奉り給へはとあり。
※ 「姫君御硯をやをら…」は、『源氏物語』第四十五帖「橋姫」の一文。
見る石の硯に 物はかゝさりき
ふしのやうじも つかはさりけり
菅家
※ 「菅家」は、菅原道真のこと。
※ 参考:『大日本史料 第1編之3』『碩鼠漫筆 : 墨水遺稿』『日本教育思想史の研究 第1巻』『近古文芸温知叢書 第7編』(国立国会図書館デジタルコレクション)(国立国会図書館デジタルコレクション)
硯について

『源氏物語』第四十五帖「橋姫」について

姫君 御すゝりをやをらひきよせて 手ならひのやうにかきませ給ふを これにかき給へ 硯りにはかきつけさなり とて かみ奉り給へば はぢらひしてかき給ふ
※ 参考:『和漢三才図会 卷三(硯)』『増補雅言集覧 : 57巻 35(やをら)』『校異源氏物語 巻四』『大日本史料 第1編之3』(国立国会図書館デジタルコレクション)
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