【職人図鑑】彩画職人部類(25)磨(ひきうす)

磨
『日本紀』に云「推古天皇十八年、高麗の僧 曇徴来て 造ル 碾磨ヲ 」。此れ其の始め也。
※ 「日本紀」は、『日本書紀』のこと。推古天皇十八年春三月に高麗の僧 曇徴が「碾磑」を造ったことが記されています。
参考:『日本書紀通釈 : 70巻 第4』(国立国会図書館デジタルコレクション)
※ 「碾磨」の読み「あつうす」は、厚臼。碾臼のこと。
参考:『事物原始一千題(碾磑)』『大日本国語辞典 巻1(あつうす)』(国立国会図書館デジタルコレクション)

今、世俗に用ゆる揄磨是なり。
其石は、摂州御影より出る所をもて最上とせり。

※ 「摂州御影」は、摂津国の御影村のこと。
臼について
磑 すりうす
和名 須利宇數 俗 唐磨

磨 ひきうす
俗云 揄磑
桉磨は碾磨(阿豆宇須)。今云揄磨也。

臼杵 うすきね
臼 和名 宇須 杵 和名 岐祢

碓 からうす
和名 加良宇須

御影石について
よかったら過去noteを参照してみてくださいね。👀
→ 『日本山海名産圖會』御影石(みかげいし)

出典:国立国会図書館デジタルコレクション『日本山海名産圖會 5巻 [2]』
参考:『古事類苑 産業部 第1冊(碓)(碾磑)(磨)』『実業宝典(石屋)』『斯文学会講義録 令義解(碾磑)』『日本社会事彙 上巻 訂正増補 再版(ひきうす)』『国史大辞典 あ-お 増訂(ウス)』『初学須知字引(碾磨)』『読本字引(碾磨)』(国立国会図書館デジタルコレクション)
筆者注 ●は解読できなかった文字、□はパソコンで表示できない漢字を意味しています。新しく解読できた文字や誤字・誤読に気づいたときは適宜更新します。詳しくは「自己紹介/免責事項」をお読みください。📖
