【鳥図鑑】華鳥譜(3)かりがね/はくがん/はくてう

かりがね
性味功能、鴈に同じ。

はくがん
性味、鴈に同じ。味淡、脂少して、佳なり。
秋八月、はくがん先至り、次にかりがね来り。まがん、最後に至る。春二月の末に、まがん先帰り、三四月に至り、はくがん最後に歸る。
※ 「秋八月」は、現在の秋九月。
※ 「春二月」は、現在の春三月。

はくてう
鵠
味甘、大温、毒あり。鹽蔵し、或、炙食て、氣力を益す。關東奥州の邉に多し。至て脂多く、過食すれば眼疾頭瘡を彂す。
※ 「鹽蔵」は、塩蔵。
※ 「關東」は、関東。
※ 「奥州」は、陸奥国。
※ 「頭瘡」は、頭にできるおできのようなもの。かしらがさ。 参考:『日本大辞林(頭瘡)』(国立国会図書館デジタルコレクション)
※ 「彂す」は、発す。
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