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【二十四節気】(秋)白露

白露七日
(9月7日~9月21日頃にかけて)

露凝りて漸く白し。

草露白 鶺頗鳴 玄鳥去

くさつゆしろし
せきれいなく
つばめさる

※ 「鶺頗」は、鶺鴒せきれい

鴻雁來 玄鳥歸 群鳥養差

こうがんきたる
げんちやうかへる
ぐんちややうさす

鴻雁かり
玄鳥つばめはかへり
群鳥むらどりおのばみのかてをたくばふ


秋は西をつかさどる。色にとりてはしろしとす。故に、降るつゆ其色そのいろ白し。依て、八月の節を白露と謂り。

鴻雁來とは、前にもいふ如く、鴻鴈かりやうをいとひ、陰をよろこぶ故に、此頃このごろ陰氣のみつるを慕ひ、北より南にきたる。

玄鳥去とは、玄鳥つばめは雁とうらはらにて、陽をしたひ陰を恐る。故に、此頃南より北へさるかりつばめともに南にむかひ、北にむかふといはずして、來り、かへるといふものは、二鳥とも北をすみかとすれば也。

群鳥養差とは、諸鳥もろどりおのれ/\が食物しよくもつたくはへ、冬のやしなひにそなふるをいう也。

出典:国立国会図書館デジタルコレクション『永暦大雑書大成:万民重宝


農家年中行事 白露

葱、けし、まきてよし、桑苗植かへてよし。
こんにやく根分よし。
秋蒔の種物類心を配るべし、花げしまきてよし。

出典:国立国会図書館デジタルコレクション『日本区分農事暦:一名農家年中行事


白露
胡枝悉乱

※ 「胡枝」は、萩のこと。胡枝花こしか

栗苞自裂
金鐘兒鳴

出典:国立国会図書館デジタルコレクション『七十二候新撰

※ 「金鐘兒」は、鈴虫のこと。


名花画帖 白露

白露一候 丹霞朝蒸 はぎ
白露二候 金銭夜落 こくじは

※ 「こじくは」は、午時花ごじか。アオギリ科の植物。

白露三候 敗醤満原 をみなへし

出典:国立国会図書館デジタルコレクション『七十二侯名花画帖 下

※ 「敗醤」は、女郎花おみなえしのこと。はいしょう。


印存 白露

鴻雁來 高森碎巖
玄鳥歸 宗星石
群鳥養羞 宗星石

出典:国立国会図書館デジタルコレクション『七十二候印存



参考:『日用便覧』『書翰文精義 上巻 訂3版』『古事類苑 第2冊』『広辞林 新訂版』『神通発秘:究天極地』『天文運機術:一名・天地人三道極意(四時気候)』『日本区分農事暦:一名農家年中行事』『万暦三世相:永代雑書』『気候案内記』『明治三字経:簡易小学』『種まき鑑:暦日略解』『気候案内記』(国立国会図書館デジタルコレクション)

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