【女大学宝箱】(33)源氏物語③/絵合/松風/薄雲/朝顔/乙女/玉葛/初音/胡蝶

絵合
うきめみし そのおりよりも けふは又
すぎにしかたに かへる涙か
松風
身をかへて ひとりかへれる ふるさとに
きゝしににたる まつ風ぞふく
薄雲
いりひさす みねにたなびく うす雲は
もの思ふそでに 色やまがへる
朝顔
見しおりの 露わすられぬ あさがほの
花のさかりは 過やしぬらん

乙女
をとめ子が 神さびぬらし あまつ袖
ふるきよのとも よはひへぬれば
玉葛
恋わたる 身はそれならで たまかづら
いかなるすぢを たづねきぬらむ
初音
とし月を まつにひかれて ふる人に
けふうぐひすの はつねきかせよ
胡蝶
花ぞのゝ こてふをさへや したくさに
秋まつむしは うとく見るらむ
筆者注 ● は解読できなかった文字を意味しています。新しく解読できた文字や誤字・誤読に気づいたときは適宜更新します。詳しくは「自己紹介/免責事項」をお読みください。📖
