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【職人図鑑】彩画職人部類(15)硝子(びいどろ)

出典:国立国会図書館デジタルコレクション『彩画職人部類 上

硝子 びいどろ
本朝のものならず。外國より出ると云。紅毛人、持来れるを始とす。其製いたつて美なり。中興長崎に是を制することを得て、花洛坂場に傳へ、其業をなすものあり。

※ 「紅毛人」は、オランダ人のこと。
※ 「花洛坂場」は、京阪のことと思われます。花洛は京都のこと。
※ 「傳へ」は、伝え。

近頃は、東都に其職行はれ、品類数多、器物の物数寄微明也。まことに四海おさまれる君が代の徳化溢れ、かゝる外國に産するものまでも残りなく鳩集すは、有がたき聖代ならずや。

※ 「東都」は、江戸のこと。
※ 「物数寄」は、ものずき。数寄すきは、歌や茶道など諸道における心得、風流・風雅を好むこと。
※ 「微明」は、ほのかに明るいこと。
※ 「鳩集」は、寄り集まること。

襖絵には竹と烏瓜
中には万年青と梅の鉢が飾られています


硝子びいどろについて

出典:国立国会図書館デジタルコレクション『和漢三才図会 中之巻

唐人 稱シテ 之ヲ 曰 波宇利伊ト 
玻字音也
俗云 比伊止呂  蓋蠻語乎

ビードロ吹き
出典:国立国会図書館デジタルコレクション
喜多川歌麿(六大浮世絵師決定版)
ばくれん
出典:国立国会図書館デジタルコレクション
喜多川歌麿(六大浮世絵師決定版)


※ 参考:『古事類苑 産業部 第1冊』『広文庫 第16冊(びいどろ)』『広文庫 第5冊(がらす)』『広文庫 第10冊(数寄)』(国立国会図書館デジタルコレクション)



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