【怪異】和漢百物語(4)登喜大四郎

和漢百物語
找茂宇氏郷、故ありて甲陽猪の原山に陣する刻、其臣 登㐂氏、近村の古寺の怪事を聞及び、最々興ある事に思て、忍んで彼所を窺ば、あらゆる異形の化物あり。中にも仁王の怪妖に忽無圖と組付つゝ、力にまかして投付れば、其勇威にや恐れけん。姿は消て失にける。 菊栞亭露光記
※ 「找茂宇氏郷」は、安土桃山時代の武将、蒲生氏郷のことと思われます。
※ 「刻」は、ここでは時、おりの意。
※ 「最々」は、誤読しているかもしれません。
※ 「無圖と」は、むずと。力をこめて勢いよくという意。むんずと。


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