【怪異】和漢百物語(6)頓欲の婆々

和漢百物語
欲は重き葛篭の貫目、躰はかろき老婆の何ゆえ、舌切雀のねぐらを尋、惡㕝千里の藪坂こんじやう、昔ばなしの児耳に残る百鬼夜行の竒々怪々、こゝろの鬼の身を攻る形象も凄き模文画話、これ勧懲の一端ならめや。 赤本作者 假名垣魯文記
※ 「何ゆえ」は、誤読しているかもしれません。
※ 「惡㕝千里」は、悪事千里を走る(悪い行いはすぐに世間に知れ渡るという意)のことと思われます。また、「惡㕝千里の藪坂」の「千里の藪」は、虎は千里の藪に棲むという諺が掛けられていると思われます。
※ 「藪坂」は、竹やぶと吝か(ここでは、物惜しみしてケチな様子)の掛け言葉でしょうか。



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