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【二十四節気】(冬)冬至

冬至 廿一日
(12月21日~1月4日頃にかけて)

冬季の中心なり。
この日より後、一日ごとに太陽に近づく。
ゆえに、一陽回復の日ともいふ。

乃東生 麋角解 雪下出麥

うるきしやうず
さをしかのつのおつる
ゆきふりむぎのびる

蚯蚓結 麋角解 水泉動

きういんむすぶ
びかくおつ
すゐせんうごく

蚯蚓みゝずかゞみ
かもしゝつの おつころ
みづいづみはうごきそめけり

十一月の中、日輪にちりん黄道くわうだうの南の端を廻り日のみぢかき至也。故に、冬至といふ。

蚯蚓みゝづむすぶとは、此頃 地凍ゆゑに蚯蚓縮みかゞむを、むすぶといふ。

麋角解とは、はくじらとも、又、かもしゝともいふ。鹿の種類なれども、鹿は純陽のけものこじかは純陰の獣なり。此頃、地中に一陽來復するゆゑに、おのづからそのつのおつる。是、鹿しかの夏至に一陰生じてそのつのおつると相反にて、其理同じ。

水泉動とは、水は天の元氣より生ず。因て一陽のうごくにつれて水泉もうごく也。

出典:国立国会図書館デジタルコレクション『永暦大雑書大成:万民重宝


農家年中行事 冬至

此節より立春の頃まで、田畑の手入を忌む。尤、肥しは妨なし。
かきねを結び直すべし。

出典:国立国会図書館デジタルコレクション『日本区分農事暦:一名農家年中行事


冬至 熊潜千穴
茶梅 □ 開
水仙鮮也

出典:国立国会図書館デジタルコレクション『七十二候新撰


名花画帖 冬至

冬至一候 杜衡金釡 かむあふひ
 冬至二候 □ 口心紫 だんかうばい
冬至三候 迷迭香竒 まむねんろう

出典:国立国会図書館デジタルコレクション『七十二侯名花画帖 下

※ 「迷迭香(まむねんろう)」は、ローズマリーの別名。


印存 冬至

蚯蚓結 内野皎亭
麋角解 近藤小州
水泉動 山本拜石

出典:国立国会図書館デジタルコレクション『七十二候印存



参考:『日用便覧』『書翰文精義 上巻 訂3版』『古事類苑 第2冊』『広辞林 新訂版』『神通発秘:究天極地』『天文運機術:一名・天地人三道極意(四時気候)』『日本区分農事暦:一名農家年中行事』『万暦三世相:永代雑書』『気候案内記』(国立国会図書館デジタルコレクション)

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