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【怪異】和漢百物語(5)楠多門丸正行

出典:国立国会図書館デジタルコレクション『和漢百物語 楠多門丸正行

和漢百物語わかんひやくものがたり
たちばなの正成まさしげなん南朝なんちやう無二むに良将りやうしやうたり。正行まさつらいまだいとけなきころある庭上ていじやう下立おりたちつ。木馬もくば●●●●給しに、嗚呼あらあやしむべし。忽然こつぜん一個いつこ妖怪えうくわいあらはれつゝ、正行まさつらがけてとびかゝるを、さら恐怖おそるいろもなく、おどりかゝつて、さしとめたり。人々ひとびとはせつけ轉見てんけんなすに、年経としふるたぬき也けるとぞ。 墨塘了古記

※ 「たちばなの正成まさしげ」は、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての武将、楠木くすのき正成まさしげのこと。
※ 「正成まさしげなん」は、楠木正成の嫡男、楠木くすのき正行まさつらのこと。

楠多門丸正行



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