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【完全版】夏休みなので金魚羊羹にチャレンジしたはなし。

作品名「大人の自由研究・手作り金魚羊羹」

 本記事は以前失敗した金魚羊羹チャレンジにリベンジ編を追加した完全版です。完成までにひと夏かかりました。
 お菓子としては2024年でいちばんの自信作なんですが、セルフ二番煎じ感がするのか読んで貰えないためハスつかさんの企画に参加することに致しました。どうぞよろしくお願いします。


 七夕合わせの星空羊羹、おかげさまで今でもけっこうご好評頂いてます。

 あのとき余った棒寒天ですが、全く同じものを作るのも芸がありませんのでアラザンの星の代わりに金魚を浮かべることにしました。

 また、水中の泡を表現したくてサイダーかんにもチャレンジ。

金魚羊羹の構想

 他にも七夕羊羹前回の反省を踏まえて手順を変えたところがあります。変えなかった行程については本記事では割愛します。


1度目のチャレンジ

金魚の寒天ゼリーづくり

 金魚づくりは練り切りと寒天ゼリーで迷いましたが、練り切りあんは余ったぶんの使い道が思いつかなかったので寒天ゼリーを採用。

 食用色素で色を付けた錦玉羹だと水イメージの青い層と味が変わらないので、ブラッドオレンジジュースの寒天を作ることにします。

 クッソお高いですけどね!!


1リットル買って使う量はこれっぽっち
型はダイソーのケーキ型
寒天液にブラッドオレンジジュースを追加

 酸味が強いジュースは寒天の凝固を邪魔します。水で粉寒天と砂糖を煮溶かしてから火を止め、最後に常温のブラッドオレンジジュースを少しずつ加えます。

 前回の作業で我が家の小鍋の少なさを痛感しましたので、新たにミルクパンを買いました。

 アイリスオーヤマってキッチン用品も出してたんですね(無知)


型に流したところ

 型抜きするので平たい形状に固めます。ダイソーのケーキ型は底に凹凸がありますが、そのほうが土台に食い込んでくれそうなので敢えて採用しました。

取り出すときに割れたブラッドオレンジ寒天

 ケーキ型から出すときに割れてしまいましたが問題ないです。

完成した金魚寒天

 ゼリーを金魚の型で抜いたら完成。壊れやすいのでたくさん作っておきましょう。

 使った抜き型はこちら。


青の錦玉羹づくり

クチナシ色素で青くした水

 前回青の色素がダマになってしまった経験から学び、最初に水を色素で色づけしてみました。


砂糖を加えたところ
牛乳かんの上に青の錦玉羹を注いだところ

 この試みは上手くいき、均一な色合いの寒天液ができました。


金魚寒天を埋め込んだところ
小さい金魚は気をつけないと倒れてしまう

 青い錦玉羹が固まる前に金魚ゼリーを埋め込みます。金魚ゼリーは厚めにつくったのでほぼ沈んでいません。


サイダーかんの層づくり

砂糖抜きの寒天液を作る

 最後に新たなチャレンジ・サイダーかんづくり。まずは粉寒天を煮溶かします。砂糖は入れません。


サイダーを注いだところ
泡で金魚が見えにくい

 砂糖抜き寒天液を流しかんに注ぎ、寒天液が少し冷めたらサイダーを注いでシリコンベラで寒天液と混ぜ合わせます。


型から外したところ

 サイダーかんの層が固まるのを待って流しかんから外します。

横から見た層

 青の層が前回より厚めで綺麗ですね。サイダーかんの層はもっと厚くすべき、というか寒天液を余らせないで全部入れるべきでした。


完…成……?

最上層がほぼ流れてしまった金魚羊羹

――切り分けた際にジュレ状のサイダーかんが殆ど流れ落ちてしまいました。

 各層の味は満足いく出来栄えです。材料の分量と作り方じたいは上手いこと確立できました。

 それだけにサイダーかんが緩すぎたのが本当に残念です。

上の3つがサイダーかん

 寒天液の余りにサイダーを注いだものはしっかり固まったので、流しかんに注いだ寒天液の量が少なすぎたのが敗因なのは明らかでした。



2度目のチャレンジ

 まずはこの写真をご覧下さい。

余りの寒天を食す

 三ツ矢サイダーを使ったサイダーかんは透明度で錦玉羹に劣るのを痛感。気泡も金魚寒天を見えづらくするので、構成を変更します。


金魚羊羹の構想・改

 青の錦玉羹を流したところにサイダーを注いで泡をつくります。

 固まりきる前に金魚寒天を並べて最後にクリアの錦玉羹を流せば気泡と透明感を両立できるはず――

――が、水羊羹が固まりきる前に上の層を流してしまい大失敗!!


ヤケクソでサイダーを注いでかき混ぜたら
気泡が綺麗に固まった

 写真だと見づらいですが、水羊羹のほうが比重が低いのか最下層が青いです。

 これはこれでわりと雅かつ美味しいのが腹立たしい。

 サイダーとこしあんの相性は悪くないことが確認できたのが不幸中の幸いです。



3度目の正直

 2度目の失敗の翌日にこしあんを買い直し、再三のリベンジです。

金魚寒天を並べたところ

 写真撮るヒマがないぐらい青いサイダーかんの層づくりと金魚寒天の配置はスピード勝負。牛乳かんの層が少し破れましたが、水羊羹の層に影響しなかったのでリカバリー可能範囲です。


クリアの錦玉羹を流したところ

 1回目より金魚寒天を厚くしすぎたのか幾つか倒れてしまったのと、サイダーの混ざりにムラがあるのか一部固まらない個所ができてしまいました。

 とある想定をしていたので、失敗判定は下さずそのまま最上層となるクリアの錦玉羹を流して冷蔵庫に一晩入れました。


冷蔵庫から出した金魚寒天

 クリアの錦玉羹がジュレ状のサイダーかんを抑え込んでくれるという期待通り、今回はしっかり全体が固まってくれました。

 金魚の傾きも目立たなくなったのは嬉しい誤算。

横から見た層

 青い層に気泡が残ってますし、クリアの層もしっかり厚みがあります。


今度こそ完成!

記事見出しに使った一切れ

 水の中を泳ぐ金魚をイメージした多層水羊羹、ようやく成功です!

斜め横から撮影

 水羊羹と錦玉羹の甘味に対してサイダーかんの風味と金魚の酸味と苦みがアクセントになり非常に満足のいく出来になりました!

 層も(ごく一部を除いて)美しく涼しげに作れましたので、夏休みじゅう諦めず何度もチャレンジして良かったです。

 つい昨日まで水羊羹や寒天ゼリーを食べ続ける羽目になったんですけどね!

余った金魚(2回ぶん)を牛乳かんで固めたもの

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