創作大賞2025オールカテゴリ部門感想文。(2025/6/2)
【目指せ! ベストレビュアー賞!】
メディア賞各部門に比べて陰が薄くなりがちなnote賞の認知を広げるべく、我が道を征くオールカテゴリ部門応募作を感想を書くことで応援します!
今日は企画から応募していただいた写真で紡ぐ物語大切な場所・永遠の記憶さんの記事です。
76. 老舗釣り堀が教えてくれた「続ける」ということ——大垣・量山園50年の営み
50年の歴史を閉じる釣り堀「量山園」を取材したドキュメンタリー。『記憶のあしあと:最後の記念写真』というシリーズの中の一作です。
記事は作者の一人称視点で進み、量山園の店主の語りを挟む形式。作者の目から見た量山園の様子が静かに、かつ臨場感をもって描写され、数々の写真がそれを支えています。
店主が量山園に関わるようになってからやむなく閉店を決意するまでの経緯が店主の証言を交えて語られますが、「本来の生け簀」と「現在の生け簀」の写真の差に胸が詰まるのはきっと私だけではないでしょう。また、作者視点の描写からも店主がいかに量山園を大切にしていたかが伝わってきます。初訪問のときに「歓迎されていない客」と感じる作者が「僕の心は安堵感に包まれ」るまでの一連の流れは感嘆の一言。店主が女の子の釣りを手伝う一場面では「最終日だからこそ」の特別感と寂寥があります。
店主の想いと作者の真摯さが伝わるこの記事、そのまま雑誌の記事になってもおかしくないほどハイクオリティ。「ガラスペン作家を取材して記事を書きたい」と考えている自分には勉強になることばかりでした。ぜひ直接読んで頂きたい傑作です。
「お前は取材費貯める前に散財しすぎだ」というツッコミはご勘弁を……。

募集中です!
創作大賞2024受賞作
私のサイトマップ
いいなと思ったら応援しよう!
「材料・道具代をカンパしてあげよう」「もっと記事書いて!」「面白かったからコーヒー1杯おごったげよう」と思われましたらサポートいただけますと幸いです(*´ω`*)