跳んだ…!
11月30日(土) お天気 晴れ
息子がついに、やっとこさ、この日、二重跳びを跳びました…!
その数、なんといきなり15回。
本人もびっくりです。
必死に跳んで、跳び続けて、
16回目で引っかかって止まった時、
「うっへへっ!!?」
「うぇええ〜っ!??」
と、親子共々目を丸くして、お互い意味不明な言葉を発しながら、手を叩いて一緒に喜びました。
そこそこ大きめの公園です。
土曜日なので結構、混んでました。
何事か?と、周りの視線が一瞬集まった気がしましたが、嬉し過ぎて、恥ずかしいとか、どっか飛んでました。
ここまで、長かった。
5年かかりました。
息子も苦手な練習によく、耐えて頑張ったと思います。
自分の動きを見て研究しようと、動画を撮っていたので、ちゃんと記録も残っています。
帰宅してからも何度も確認しては嬉しそうに、
「うん!15回♪」
と、にんまりしてました。
今日は気持ちよく終わりたいということで、それ以上は跳ばず。
本当はここで続けたほうが、感覚忘れないうちにどんどん跳んだ方がいいと思うけどなぁぁぁ、と言いたい気持ちをグッとこらえて、でもこんだけ跳べたら逆戻りしてもまたすぐ跳べるな、という思いもあったので、ま、いっか。と、思うことにして。
なわとびの練習を始めたのは保育園の年長さんの頃でしたが、小学校にあがって本格的にし出したものの、そもそも普通の前とびがなかなか出来なくて、周りの子は一年生でもうどんどん跳んで、いろんな技に取り組んでいく中、うちの子だけずっと何一つ跳べなくて。
今はネットでも動画も見れるから体の動きも見て覚えたりも出来るし、何かわからないことが出てきたとき、みんな、できないことが出来るようになるまでが、一昔前に比べて、断然早くなったと感じているのですが、
うちの息子の場合、そう上手くは、いってくれません。
やってみて、わからなくて、調べまくって、色々見て、試して、何度もダメで、それでも諦めずに練習いっぱいして、それでも出口は見えなくて。
一生懸命やってるんだけど、思うように出来なくて。
なんか痛々しいし、かわいそうだけど…。
これは、私がそもそも不器用なので、私は周りからこんなふうに見えてるのかもしれないな、などと思いながら、自分を重ねつつ、泣きながら縄を踏んづけてプンスカ怒りながら練習に取り組む息子を見守ってきたのですが。
でも私、なわとびはそこそこ得意です。
でも息子は、わりと時間が経ってから、
「(なわを)まわしながら、とぶ、って、どーやんの?」
と言ってきたので、
え、そこから?なるほどね?
と、心の中で思っていると、
「せんせいもな、“なわのうえを、とぶの!”って、いうんやけど……うえ……?」
と言いながら、空を見上げていた息子。
「いや、上って、お空のほうじゃないから!」
と、こんな調子だったので、なかなか遠回りな練習もいっぱいしてきたと思います。
そんなこんなであっという間に5年生。
11月30日。明日から12月だね。
もう今年終わっちゃうよ。
もうすぐ6年だって!本当かな?
ほら、寒いけど、行くって決めたんなら行くよ!
などと言いながら、布団にくるまり続ける息子をホラホラ!と起こして、公園行って練習して。
でも、この日はなんとなく、これはいける!という感覚が私の中にあったので、
「もう跳べる!もうすぐ出来るよ!」と、この日も同じように1回目で引っかかり続ける息子に、声をかけ続けていた私。
何度挑戦しても、跳べない日が5年も続けば、そりゃイヤになると思う。
でも、みんなより何年も遅れてだけど、まだ跳べない種類もいっぱいあるけど、少しずつ跳べるのだって増えてきた。
ちょっと人より思ってる以上に時間がかかるだけ。
私は、先生の免許持ってる分野もあるけど、体育の先生ではない。
専門分野にしても、指導って、自分がやって見せて終わりではないし、本人にとってストンと落ちる、吸収しやすい言葉も人それぞれ違うから、自分の子どもといえど、それがどう言えば一番響くのかは毎日手探り。
だから、もっと私が上手く教えてあげられたら、もっと近道出来たかもしれないな、とか、そういうことも思うけど、不器用なりに頑張って頑張って頑張って出来るようになった時の達成感が半端ないことも、よく知ってる。
もうこれは、不器用同士、ひたすらに頑張るしかない。
でも、そうこうしてるうちに、11月下旬頃から、50回に1回、30回に1回ぐらいは、まぐれでも、1回跳べるようになってきた。
それでいい。まぐれでもいい。
そこまで来たら、これまでとは全然違うから。
でも本人としては、また引っかかり続けて、1回すら跳べないのを何度も繰り返すから、またやる気なくしかけて、の繰り返し。
風が冷たくて、縄がペチンと当たると痛い日。
思い返せば私は鬼監督のようでしたが、
あとはもう体力との勝負だな!
ちょっと休んだら、がんばるぞ!
もう一回!と、声をかけ続けて、
そして、やってきた突然の15回………!!
言葉にならない言葉を発しながらひとしきり喜んだら。
「よしっ!!帰ろうっ!!」
私たち親子は、とても清々しい気持ちで公園を後にしたのでした。
あー!今日はイイ日だなぁーっ♪
と、帰宅途中も、帰ってからも、息子は、イイ日だイイ日だと、ニコニコしながらずっと言ってました。
まだまだドシドシ、凄い重たい音させながら跳んでるから、もっと回数跳び続けようと思ったら、もっと軽く、とか、色々言いたいことあったけど、それはまた次にして。
またひとつ困難に立ち向かってクリアしてみせた息子の、その瞬間を見れて、私もとても、嬉しくなったのでした。
長い長い、我が子が二重跳びを15回跳んだだけの話を、ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
