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アフガン零年(2003年)【映画紹介の時間は長い間、止まったままなのだ】
アフガンで2001年に米軍が占領した後、
プロパガンダ映画として作られたのが本作。
いかに前政権が腐敗していたか。
アメリカを支持した君たちは敵がどんな奴らだったのか知る必要がある。
ということで作られたんだけど、
優れたプロパガンダは。
単なる宣伝以上の作品となる。
タイトルのアフガン零年とは、
かつてドイツ零年という映画があったことに対するオマージュだ。
要するに圧制の崩壊、ゼロからの民主主義、
と言われても混乱する人々の意識を反映したタイトルだということだ。
本作の舞台は、まだ第一期タリバン政権のころである。
親がインテリの少女は、
少年に扮して身分を誤魔化して働いていた。
少女だと結婚させられてしまうから。
だが・・・
という重苦しいものだが。
プロパガンダを超えて、
現実の重さをずしっと感じさせてくる。
別に当時のアフガンに限ったことではないが、
こういうの伝統的結婚観によって、
学校に行かせてもらえなかったり、
幼くしてお嫁に行かなければいけない子は多い。
いつもはユニセフのコマーシャルで、
ふうんとしか感じなかったのが、
こういう映画ではきちんと腑に落とさせる。
またこの映画はアフガン第1次復興期の映画ではあるが、
その後、またしても舞台が暗転してしまったのは、
余人のよく知るところでもある。
この映画は、普通の一般人からキャスティングされたとのこと。
今は無事でいるかもわからないという、
二重も意味で重い映画なのだ。
アフガンはまだゼロの中にいる。
その重さにあなたは耐えられるか?
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