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憧れの国、トルコへ〜トルコ紀行(1)

娘と息子の春休みが今年は1週間ずれたため、今年の春の家族旅行は娘と3人でトルコに行くことにしていました。行き先は主に娘と私の希望。

ちなみに、ここソルトレイクシティには結構な数のトルコ人が住んでいるらしいです。理由はよく知らないけれど(モルモン教のメッカだから?)。私も仕事で付き合いのあったひとがトルコ人だったし、息子が一時期通っていたミドルスクールにはトルコ人の先生が数人いました。私が日本語を教えている子のお母さんは「そっちのほうの出身」・・・彼女は文筆家だけど、今は消滅してしまったアナトリア半島あたりにあった国にルーツを持つのだそうです。

でもトルコ(かつてのオスマン帝国)は歴史もそうだけど国土の広さもかなりだから、正直旅行準備の情報収集が大変でした。面倒になった私が3冊のガイドブックを斜め読みして大体の予定をきめて、「あと細かなことは各自調べること!」とオット・娘に放り投げ。←まぁよくあるパターン。

トルコの歴史は姉にもらったこちら↓で大体詰め込んでいきました。スゴい国だな、トルコってところは・・・と、あらためて思います。というかほんと、昔からみんなが「ここの土地欲しい!」って戦いを繰り返してきた場所なんですね。そして「世界の火薬庫」がそう呼ばれるに至った長い長い歴史、とくにヨーロッパの列強が国土拡大で関わった頃からの「政治的思惑」とそれぞれの民族の想いとか、本気で勉強したらキリがないだろうな。
下調べをしながら、いつかバルカン半島の国々も歩いてみたいと思いました。

7泊9日(最初に機内で日付が変わる)ざっと、の予定。私達はイスタンブールとカッパドキアに集中しました。

初日(〜2日目)アムステルダムで娘と合流、
        その後イスタンブールにKLM便で飛ぶ、夕方到着。
        イスタンブール4泊
3〜5日目 イスタンブール観光
6日目   朝の便でネヴシェヒル・カッパドキア空港へ、
      ゲートタウンのギョレメで2泊
6〜8日目 カッパドキア観光
8日目 夕方の便でイスタンブール空港へ、空港ホテル泊
9日目 早朝便でパリ・シャルルドゴールへ
    その後娘と別れてそれぞれの空港まで。

さて、初日はゆっくりの出発です。私達は午後5時すぎ、西海岸の娘は午後3時少し前に出発、これで大体同じ様な時間にアムステルダム・スキポール空港に着きます。

アメリカからヨーロッパも結構長い(10時間くらい)ので、一瞬安くなったところを狙ってオットがアップグレードしてくれてた。フットレスト(これが驚くほど効果絶大〜)もついてるし、広いし(椅子の中で丸くなって横になれる・・・って伝わる?)、かなり身体への負担が変わります。ごはんもだいぶ美味しい。

夕飯と一緒にお酒も沢山(笑)飲んで、アルコールのいきおいでしっかり眠りました。
なので映画は2本だけ。。。途中ウトウトもしたけれどアンジェリーナ・ジョリー主演による、伝説のオペラ歌手マリア・カラスの伝記映画「Maria(邦題:私は、マリア・カラス)」とイタリア映画「Un mondo a parte(英語題:A World Apart、邦題:別の世界)」。

話は逸れますがいずれもかなりいい映画でした。めっちゃくちゃオススメ!
Mariaはその世界観・マリア本人のことばによる彼女の苦悩とかが繊細に描写され、また映像も衣装も本当に美しくて。もう一度しっかり(ウトウトしないで)見たい映画。
A World Apartのほうはしっかりコメディ、でもイタリアの山間部で暮らす村人の考えや世界情勢をも組み込んでの、笑えるけどちょっと考えさせられる背景も組み込まれている。アントニオ・アルバレーゼもさすがな演技。あちこちにぷっ、と吹き出す面白さがちりばめられ、そして雪国に住む私達でもみとれてしまう「厳しい冬の美しさ」も表現され、終わり方も気持ちの良い映画でした。(ストーブのつけ方や、雪国の服装をしらない都会の人・・・あああああわかるわぁ。笑)

そんなわけで「そこまで辛くなかった」大陸間移動を終え、アムステルダムのスキポール空港には現地時間10am着。1時間早く着いていた娘からゲート情報テキストをもらって移動。合流したとき娘は春休みというのに宿題が出た、とかで一生懸命勉強してましたww(まぁ卒業できなくなったら困りますしね)

乗ってきたデルタ便。ほぼ快晴なり。それにしても眠い・・・
オランダの航空会社KLMのハブ空港・スキポール。
スキポールの中は日本の駅ビルみたい。それぞれのお店が可愛くてついつい、立ち寄りたくなる。だいぶ以前になりますが、スキポール空港を写真にとりまくったこともあります。・・・・ん?今気付いた、あちこちの旅行をぜんぜん記事にしてないじゃん(~_~;)
時期だしね、オランダだしね、チューリップ。・・・あれ、そういえばトルコの国花もチューリップじゃなかったっけ?
調べたらオランダには国花は定められておらず、国民投票では「デイジー」が一位になってるそうです。チューリップは観光資源+球根輸出とかでやっぱり有名だけど。
ミッフィーは安定のかわいさ。

さてスキポールから3時間半くらいでイスタンブール空港に着きます。既に時差ボケてるのでこちらは気付いたら寝ていました。着陸の振動で起きるやつね 笑

イスタンブール空港、巨大!午後5時まえに着く便だったけど、空港は広いし荷物がなかなか出てこなくて結局荷物を持ってタクシーを探し始めたのが6時過ぎ。

これから4日間、イスタンブール市内をウロウロすることを考えると「イスタンブールカード」という交通系プリペイドカードを入手したほうが良さそう・・・と事前に話していたけれど、「空港内でこのカードを売ってる自販機」が見つからない。結局ハワイストというバスのチケットカウンターで買いました。それにしてもことばが通じないって、不便・・・・(~_~;)(勉強して行け、って話よね)

ホテルはイスタンブール旧市街にとっていました。
石畳と坂のある街をスーツケース引っ張るの、無理!」
ってことで3人でUber(ありがたや!旅先ほぼコレ1つでことばの問題やぼったくり問題をクリアできます)を使うことに。でもトルコのUberは普通のタクシーが兼務(?)しててですね。呼んだタクシーに会えるまでだいぶ空港内をウロウロする羽目になりました。

ぼったくりの少ない(と言われる)黄色いタクシーを最初から捕まえてても良かったかも・・・

移動中にモスクが見えてくると「おおお、トルコ、キタ!」って気分になります。ちなみにこの尖塔(ミナレット)はなんのため?数に決まりはあるの?とか思っていたけれど、
一番のミナレットの役割はお祈りの時間を知らせるアザーン(歌みたいな呼びかけ)を周囲に聞かせるためなんだそう。あとは要人の死を知らせるために使われたり・・・お知らせの塔ですね。
イスタンブールには大小合わせて3300(!!!)を超えるモスクがあるんだそうで。写真だけだとコレどこかな?だけど、ミナレットの数からしてちょっと大きめのところみたいよね。
ローマ時代?の水道橋も。・・・と思ったら「ユスティニアヌスの水道橋」と呼ばれるもので16世紀に創られたものだってさ。いや、それでも十分古いけれど。…
このにょきっと立った塔が1本だけのモスクも結構ある。

そして40分ほどで無事ホテルに着きまして。Uberで最初に頼むとき「値段は1200TL(トルコリラ)くらい、道路状況で値段は変わるかも」って出てたんだけど、最終的に1150TLだったらしい。なんか感激、結構うれしい。相場がまったく分からなかったんだけどちょっとだけチップを手渡しで。計算したら$1くらいだった・・・(それはひどすぎだったかね?)

トルコの運転、なかなか荒いとは聞いてましたが、たしかになかなかスリリングな乗車体験。いや、運転、上手なんですけどね、「そこ、まさに縫うように、走るか〜?」っていう運転は当たり前。車間狭いし。でも車間狭いのは、空けてるとがんがんみんなが入ってくるから、ってことみたいで、タクシー乗車としてはペルーのリマに次いで手に汗握る経験でした。あと、アテネかなwww

面白かったのが、運転手さん・・・時々私達でも「うげ、それないでしょ」と思う運転をする車が周りにいると、ちっ、と舌打ちしてブツブツ文句言いながら(・・・ことば分かんないけど、多分そうだと思う)追いかけて行って、なんだったらその車の隣につけて窓を開ける→文句を言うのかと思いきや(いや、言ってたのか?)とても穏やかで低めの声でゆっくり話しかけるので、「あれ、その車のひと友達でした?」と思うくらい。しまいにはお互い笑ってたりして、「上手に文句、というか諭してるのかなぁ」と私達は後部座席でこっそり話してました。ホテルに着くまで2回?3回?そんなことがあって、トルコのタクシーのひとたちはみんなこんな風なのか、たまたまこの運転手さんが「超おだやか」なお兄さんだったのか、知りたいところです。(ちなみにトルコ人らしい濃いお顔のイケメンでした。)

ホテルにチェックイン・・・まず「ウェルカムドリンクをご用意してますのでどうぞ」とロビーにしつらえられた席に案内してもらいます。

このオレンジのは「シャーベット」と紹介されましたがオスマン帝国時代からのシェルベットから、と知りました。「蜂蜜、バラ、スパイスやフルーツ風味の薄いシロップのような、宝石のように綺麗な色をした甘く冷たい飲み物」なのだそう。シャーベットの歴史は古く、最初にペルシャ・現在のイランで飲まれ始め、アラビア圏内の特に暑い東の文明でシャルバトゥの名で数百年の間愛飲されていたらしく、『千夜一夜物語』でも記述があるようです。 当初は消化を助けたり、体を冷やすなど医師からşurup(シュルプ)の名でちょっとした体調不良の為に薬の代わりに処方されたとか。今でもお祝いやラマダンのような特別な時に振る舞われる飲み物だそう。
で、となりの立派な箱は「ナツメヤシ」が入ってました。美味しかった。

そうそう、訪れたのはラマザン(ラマダン)真っ最中!まぁ観光客には関係の無いことですが・・・

この美しい幾何学模様よ・・・

つづきます。


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たなかともこ@ツレヅレビト サポート戴けるのはすっごくうれしいです。自分の「書くこと」を磨く励みにします。また、私からも他の素敵な作品へのサポートとして還元させてまいります。