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"THE BEATLES(WHITE ALBUM)" 『ビートルズ名盤100』その11(Ⅱ-10)

この年の初めは3カ月ほどインドにいたようで(とはいえその間の3月にNo.1ヒットシングル出しちゃってます)、休暇休養と思いきやたんまり曲を作ってきて、これで2枚組のアルバム作るぜ!ってなってホントに作っちゃいました。

ポールとジョンはそれぞれでアルバム1枚作れちゃうほどのボリューム。ジョージの4曲もどれも魅力的だし、リンゴも2曲ボーカル内1つは自作曲で、まさに4人がそれぞれに自分の個性を発揮したアルバムと言えるでしょう。

ここから各人だけのマテリアルを作っても充分作品としてまとまったものに感じられます。
下に書き出してみましたが、それぞれなかなか個性的なアルバム、作品集って感じじゃないでしょうか。

"Paul's White Album"
side A : Back in the U.S.S.R. / Ob-La-Di, Ob-La-Da / Wild Honey Pie / Martha My Dear / Blackbird / Rocky Raccoon / Why Don't We Do It in the Road? / I Will
side B : Birthday / Mother Nature's Son / Helter Skelter / Honey Pie / (Can You Take Me Back)

"John's White Album" 
side A : Dear Prudence / Glass Onion / The Continuing Story of Bungalow Bill / Happiness Is a Warm Gun / I'm So Tired / Julia
side B : Yer Blues / Everybody's Got Something to Hide Except Me and My Monkey / Sexy Sadie / Revolution 1 / Cry Baby Cry / Revolution 9

"George's White EP"
side A : While My Guitar Gently Weeps / Piggies
side B : Long, Long, Long / Savoy Truffle

"Ringo's White Single"
side A : Don't Pass Me By
side B : Good Night

* ホントにただ順番に並べただけなので、例えばPaulのはAB面の曲数調整は必要かもですし、ジョンのはRevolution 1と9の位置はそれぞれ悩みますね!

LP2枚組で出されたということで、前年末"Magical Mystery Tour"が7インチの2枚組だったところから、今年末はでっかい2枚だぜ!ってなったみたいな感じもします。
並べて写真に撮るとマジカルがちょっとカワイく見えたり。
白一色なのも、前年のカラフルジャケから一転、今年は音だけで勝負だ!みたいな気合いにも取れます。

並べて撮ってみました。マジカル、かわいい。
ホワイトアルバムは輸入ものでナンバー無し。
タイトル文字もエンボスではありません。

録音もたっぷり半年ほどかけていて、機材もどんどん進化してるし使い方も分かってきてどんどん自分達でもいじる。だから一人一人の個性が発揮されること重視です。
ハモりも少なめで、一人ボーカルの曲も多く、ハモりがあってもメインのボーカルを支えるタイプが多い感じです。なので、各人がのびのび歌ってる印象です。
この方向性のおかげで、ジョージはクラプトンまで連れてこれちゃったりもしてます。

まさに、モンスターアルバムなのです。

<Ⅱ英公式アルバム >

ビートルズ名盤100

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