"いいぞ、ブライト!" ファーストガンダム半スピンオフ作戦『テムよ…』 SCENE 5
軍人としてのブライトの能力は高め設定で、実は狙撃の腕もかなり高いことが語られます。
シャアがサイド7で写真を撮りまくったカメラ、あれをライフルで破壊したのは、シーンの流れ上きっとブライトです。うまい!多方からの狙撃をすいすいと避けていたシャアが、正面から顔を出したブライトには驚きを隠せず、バランスを崩します。あのカメラを持って帰らせなかった。いいぞブライト!この場には同じくライフルを構えたリュウやハヤト、カイもいましたから、みんなで「やっぱ軍の人はすげーな」ってなったと思います。(リュウも軍の人だけど。)
ただ、このとき彼らが狙撃しようとしていたのが実はシャアだったってことは、多分あの場の誰にも分かっていない。そこは惜しい。シャア相手にあの活躍だったって分かれば、もっとブライトにも箔がついたかな。その点アムロは、まさに赤い彗星だってパオロさんが言ってからその相手と戦い、後退させてる。実はアムロとブライトのやったことは、同じと見てもいいはず。うーん、惜しいぞブライト!
別の場面でも、攻撃するかどうかを艦内の人間を集めて多数決で意見を聞くという統率意欲を見せたり、見張りに向かって後ろからアムロとダブルフライングキックで一発ノックアウトをキメたり(これはアムロもすごい)、ワッケインへ浴びせた名言、「あなたの敵はジオン軍なんですか、それとも私たちなんですか?!」など、なかなかいい感じで艦長に成長していきます。
そういえばワッケインさん、ホワイトベースへの通達を読み上げる際、以下のものは別扱いとかって、「アムロ・レイ!」ってフルネーム言ってますね…。その名字でお前はなんか気づかないのか??
ブライトさんがもしアムロの素性にこのあたりで実は後から気づいてたとしたら、「よーし、ここだ、お前が気づけ!気付いてくれー!」って心の中で叫んでたかもしれません。
なのになのに、気づかないどころかなんと一緒に牢獄に入れちゃう。えー!!気づかないにもほどがあるんじゃないのー!?そりゃワッケインに一喝したくもなるブライトさんです。そもそもワッケインさんあたりまでは、この戦艦を作った人の名前なんて伝わってないってこと?ここまでややこしくなると、もうアムロの口から言い出すってことはまず期待できなさそうだし。
アムロってけっこう男気あって、作戦上自分の動きとしては自由発想なことやっても、基本的には「ブライトさんと約束したんだ」とか言うんです。いいやつだなー。お父さんともひょっとしたら、私の仕事のことは誰にも言ってはいけないよ、とか、約束したのかもしれない。なのでブライトさん、リュウには甘くてアムロには厳しいとかは、ちょっとかわいそうですよ。
ただ、ブライト青年の苦悩も、それはそれで物語の見ごたえだったりもします。たまたまエレベーターで一緒になったセイラさんに、無言はよくない、世間話とかしなきゃ!って感じで、今までどこにいたの?みたいなこと聞いてみたりして、でもこれはNGでしたねー。今さっき兄さんを見かけたばっかのセイラさん、さすがにブライトのライフルが兄さんの持つカメラを破壊したところまでは見てないでしょうけど、
「関係なくない?!」
みたいに言われて、かわいそうなブライトさん。
SCENE 6 →
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