"SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND" 『ビートルズ名盤100』その9(Ⅱ-8)
まぎれもなく最高傑作です!
まずは個人的思い入れから。
家にあった2枚(Meet The Beatles と Hey Jude)と自分で買った1枚(ヤァヤァヤァ)計3枚のアルバムを聴きこむ中、彼らの最高傑作、代表アルバムを聴きたいという思いに駆られて購入したのがこのアルバムでした。
1980年代前半。あの当時は、これをナンバー1の傑作に上げる評が多かったと思います。
今では全部名盤みたいになっちゃってますが。
さて、アルバムについて。
まずはジャケットビジュアルです。曲の良さもさることながら、デザインがカラフル。
おまけもついてお得感強いです。
曲。全体にロック感強くてかっこいい。
アコギ曲、無いんですよね。
ストリング曲(She's Leaving Home)も、バンドの音は無いけど、ポール一人ボーカルじゃない。
ロックバンドです、このアルバムは。
ブラス曲がポールとジョン1曲ずつあります。When I'm Sixty-Fourと、Good Morning Good Morning。これまた対象的で面白い。
ほのぼのサウンドのポールに対して、ジョン曲は賑やかでかなり攻めたサウンドです。
リンゴのボーカル曲も今や彼のテーマ曲みたいになってます。
B面がジョージ曲始まりなこともポイント高いです。A面だけでもいろんな曲があって既にカラフルサウンドなのに、B面トップでまた、A面のどれとも違う世界を聴かせてくるわけです。
トータルアルバム的な作りがグッと来るこのアルバム。いろんな意味でのバランスの良さが、聴き終えた後の余韻の素晴らしさに繋がってると感じます。
また、このアルバムから、英米同曲、同順になりました。
全部で13曲ですから、12曲という慣習も打ち破ったことになります。
その点に関してもうまいところがあって、
①1曲目と2曲目がメドレーになっているので、完全なる2曲としてカウントするかが微妙になっている。
これは、最後の" A Day In The Life "も、全く違う曲をつなぎ合わせた曲になっているので、ますますあいまいな感じに聞こえてきます。
②最後から2曲目に、タイトル曲のリプライズが入っていて、これこそ1曲と数えることがあいまいになる。
③全体にミュージカルアルバムのような形式をとっていて、実際のミュージカル映画などのサントラには12曲を超えるものも存在する。(例えば映画『サウンドオブミュージック』のサントラは、AB面各8曲の、計16曲収録です。)
意図的にそうした、とはどこにも記述がないので、私の推測、感想でしかないのですが、たまたまなのかもとはいえ、うまくできたラインナップとコンセプト。感服です。
グラミー獲得です、おめでとうございます!
♪
余談です。
さて、私の持つLPボックスセット"Beatles Collection"、別の記事に写真を載せてますが(Ⅱ英公式アルバム)、これは中古で購入したものでした。
やけに安かったのですが、数週間たって実はサージェントがないってことに気が付きました。
当時買った国旗帯はもちろん持ってるのでまあいいかと思っていたのですが、だいぶ経ったある日、別の中古屋でなんと、『ばら売り』に遭遇。
おまけまでしっかり完品(レコード番号的にもクリアでした)で、おかげでセットが揃った状態になりました。
(ただし、ポスターは無い。)
<Ⅱ英公式アルバム >
