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欧州のジェット燃料不足、航空業界と観光の影響


 イラン情勢が引き続き不透明な状況の中で、世界ではさまざまなものが不足するのではないかという懸念が強まっています。日本ではナフサ不足が心配されていますが、ヨーロッパではジェット燃料不足が起こるのではないかと言われています。この記事では、欧州のジェット燃料不足について解説します。

欧州で広がるジェット燃料不足への懸念

 2026年3月下旬から4月上旬にかけて、イタリアのブリンディジという地方都市の空港などで燃料不足が発生し、複数の便が遅延したり運航見合わせになったりして、大きな混乱となりました。要因としては中東の問題だけではなく、キリスト教の復活祭、いわゆるイースター休暇の期間に需要増加が重なったことが挙げられています。ただ、たとえイースターであっても、航空便の数はあらかじめ分かっているわけですから、それでも燃料不足が起こるというのは異常事態であるのは間違いないでしょう。
 その後、4月4日から4月9日にかけて、ボローニャ、ミラノ、ベネチアなどの主要空港で、航空機向け燃料の供給制限が導入されました。燃料不足については、休暇が終わって状況は改善してきているとされていますが、それでもヨーロッパのジェット燃料不足が改めて心配される状況に至ったということです。

国際空港評議会の発表

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