会計を学ぶ意義と財務分析と簿記検定の話(実践編)
今回のテーマは「財務分析と簿記検定の関係、簿記検定3級の勉強方法」です。財務分析の本質と会計を学ぶ意義、財務分析のための勉強と簿記検定の勉強は求められていることが違うことをこちらの記事で説明しています。
会計を学ぶ意義と財務分析と簿記検定の話(前提編)ではウォーレン・バフェット氏の話をしました。この記事では投資に関わる話は一切していませんが、お付き合いいただけますと幸甚です。
簿記検定3級合格のご報告をいただきありがとうございました。この記事は、ご質問者様が合格されるまで封印しておくつもりでしたが、早々にアップできることをとても嬉しく思います。今後ともよろしくお願いいたします。
簿記検定3級のおすすめの勉強方法をご質問者様のシチュエーションに合うように提案しましたが、簿記検定3級の勉強を始められる方は是非ご参考にしていただけたらと思います。よろしくお願いいたします(TeamモハP Jim)。
簿記検定の前提
簿記検定は特定の企業を想定しています。簿記検定3級が想定する企業のビジネスは以下のとおりです。
商品を国内で仕入れて国内で売る
基本的に多数のお客様に少額の商品を売るスタイル
たまに大口の仕入れをする
たまに大口の売上がある
現金の回収に少しだけリスクがある
そして、想定した企業の想定した取引と勘定科目も予め用意されています。用意した勘定科目で想定した企業の想定した取引を仕訳することができますか、それを集計することができますか、これが簿記検定です。
合格者の特徴
時間の確保や暗記が得意かどうかで大きく変わりますが、簿記検定の想定する企業と自分のイメージする企業が合致する方は比較的早く合格する傾向があります。例えば学校の先生など、「商品を仕入れて売る」のイメージができない職業の方は苦戦していた印象です。
簿記検定の利用
簿記検定の想定する企業を理解する、どうかそのような意識で勉強してほしいと思います。ビジネスを数値に置き換える、簿記検定をその一例として役立てていただきたいです。
おすすめの勉強方法
時間的、金銭的な制約が一切ないのであれば、専門学校に通うことが一番です。簿記検定の想定する企業と自分のイメージする企業を合致させる、合致しない理由を追求することが合格の近道です。テキストが教えてくれることでもないので、講師の方に直接お聞きしたり、仲間とわいわい話すことが重要だと思います。
しかし、ご質問者様に「独学で、低コストで」とリクエストをいただきました。提案した内容を共有します。
参考資料
簿記検定の最も大切なことが取引を「仕訳」に変換することです。そして、次に大切なことがその「仕訳」を「集計」することです。「仕訳」は実務上もとても重要な概念です。AIの時代でも変わらないと思います。しかし、「集計」はそうではありません。すでに、システムが自動で計算してくれています。
「仕訳」のタイミングで「集計」の準備をしておきましょう。そのための参考資料を貼らせていただきます。左下に、どこに「集計」すべきか記入することを想定しています。

また、右下には「ビジネス」欄を設けてあります。簿記検定3級が想定する企業のビジネスのうち、自分が何が苦手か、イメージできていないのか、把握して克服することが大切です。
左上は勉強した日付の記入を想定していますが、使い方は自由です。下記も参考資料としてご自由にお使いください。

ノートの色分けの方法
似たような方法として、勘定科目ごとに色を分けてノートをとる方法も有効です。例えば、費用(オレンジ)が貸方にあれば違和感があるなど、視覚的に掴むことができるでしょう。
どのようなビジネスの企業で働いているか、人それぞれ違います。売上を中心に取引を考える方もいれば、現金を中心に取引を考える方もいるでしょう。勉強の方法も人それぞれであるべきです。
ご質問者様は「売上後、現金の回収をするための取引」が苦手であることが判明しましたが、資産をブルーに統一することで視覚的に理解し、克服することができたとのことです。
最後に、視聴すべき講義と使用すべきテキストの紹介です。特定の企業に肩入れする意図は全くありませんが、肩入れしているに等しい内容のため、ここからは有料指定させてください。
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