ひとくちで旅気分、生八ツ橋[今日のもぐもぐ日記]
今日のもぐもぐは、生八ツ橋です。

袋を開けた瞬間、きな粉とほんのりニッキの香りがふわっと立ちのぼります。強く主張するわけではないのに、鼻の奥に残るあの独特の香り。第一印象は「懐かしい」です。どこか修学旅行の売店や、新幹線の車内を思い出させます。
色はやさしい茶色。三角形がきれいに重なっていて、手のひらにちょうど収まるサイズ感です。指でつまむと、しっとり、もちっとした弾力。少しひんやりしていて、触れただけでやわらかさが伝わります。
ひと口目。ああ、これです。
甘さは控えめ。あんこが穏やかに広がり、生地のもっちり感とよくなじみます。噛むほどにニッキの風味が広がり、あと味は意外とすっきり。思っていたより軽やかで、もう一枚手が伸びそうになります。和菓子はお茶の相棒という印象でしたが、今日はコーヒーと合わせてみました。これが意外と合うのです。甘さと苦みのバランスがちょうどいい。小さな発見でした。
商品情報
商品名:生八ツ橋
名称:生菓子
特徴:米粉を使用したもちもち生地、ニッキ風味、三角形、あん入り
八ツ橋の歴史:江戸時代に誕生した京都の和菓子
八ツ橋は、琴の名手・八橋検校に由来するという説があります。三角の形は琴を模しているとも言われています。秋から冬にかけて、温かいお茶とともにいただくと格別です。
季節の空気と一緒に味わう和菓子。こういう静かな時間が、日本らしさなのかも。
