崇拝のリスクからの脱出
「わたしは、あなた方を捨てて孤児にはしない。わたしは、あなた方のところに戻って来る。」
(ヨハネによる福音書 14章18節)
この言葉は、イエスが弟子たちに語ったものです。
「崇拝」という行為が、他者に過剰に依存し、自分を無力だと感じさせる可能性がある一方で、この言葉は、あなたは決して一人ではないという強いメッセージを伝えています。
あなたの人生を歩む力はあなた自身の中にありますが、同時に、あなたが困難に直面したときでも、見捨てられることはないと、イエスは約束しているのです。
この言葉は、誰かや何かに過度に依存するのではなく、自分自身の力を信じ、そして同時に、目に見えない大きな存在に支えられている安心感を教えてくれています。
「崇拝」は、何かを過度に称賛し、それに依存してしまうことを指します。これは、自分の力を手放し、他者に判断を委ねてしまうことにつながります。
まるで、自分の車のハンドルを他人に預けてしまうようなものです。目的地は自分で決めたいのに、いつの間にか他人の行きたい場所に連れて行かれ、どこに向かっているのかさえ分からなくなってしまうかもしれません。自分で運転する機会を失えば、やがて運転の仕方も忘れてしまい、無力感や自己否定に陥る可能性があります。
本当に崇拝すべきは、他の誰でもなく「あなた自身」です。 自分を心から尊敬し、愛と賞賛を惜しみなく与えましょう。あなたの人生を歩む力は、あなた自身の中にあります。 自分のハンドルは、自分で握っていいのです。
偶像崇拝の戒め: 旧約聖書では、神以外のものを崇拝することを厳しく禁じています(出エジプト記20章3-5節)。新約聖書でも、パウロが「貪欲が偶像礼拝なのだ」と述べるなど、単なる像だけでなく、神よりも優先する物や人、富なども偶像となりうると教えています(コロサイの信徒への手紙3章5節)。これは、外部の何かに過度に依存し、自分を見失うことへの警告と解釈できます。
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