中学受験小5 問題は読めている。解き方もわかっている。なのに正解しない原因
「問題文は読めています。」
「必要なところに線も引いています」
「解き方も説明できます。」
それなのに、テストになると間違える。
途中式も大きく間違っていない、なのに答えが合わない。
「ケアレスミスかな。」と思っていました。
でも、算数の食塩水の単元に入って気づいたことがあります。
原因はもっと根本的なところにありました。
イメージできていない。
例えば、
「10%の食塩水300gに食塩20gを加えました。」
この問題の解き方は知っていますし、何を求めるかもわかっています。
でも、頭の中には
「10」「300」「20」という数字しかないようです。
一方で、長男は違いました。
頭の中にコップがあります。
「300gの食塩水が入っている。」
「そこへ食塩を20g入れた。」
「だから食塩だけが増える。」
「全体量も増えたし濃くなった」
この場面が見えているのです。
だから、どの数字をどう使うのかも自然にわかります。
実は、これは算数だけではありませんでした。
国語でも同じでした。
文章は読めています。
でも、登場人物の様子や場面が頭に浮かんでいない。
理科も同じ。
実験の様子をイメージできていない。
つまり、
「イメージする力」が全教科の土台だったのです。
そういえば、普段から会話をしていてもなんかチグハグ、論点がずれたり、うまく伝わらない事がよくあります。
こちらの言いたいこと、イメージしながら聞いていないんだ!
本人に、あなたはイメージできていないと思う、イメージ化を練習しよう!と伝えました。
そこで、まず対策を一つに絞りました。
問題文を徹底的に図にする。
食塩水なら、まずコップを描く。
割合なら、値札やテープ図を描く。
速さなら、道を描く。
国語なら、登場人物や場面を簡単に描く。
「式を書く前に図。」
これを徹底することにしました。
上手な絵である必要はありません。
大切なのは、頭の中に場面を作ること。
点数が伸びない理由は、解き方ではないかもしれない。
イメージができる。
これはもしかしたら精神年齢に比例するかなとも思っています。
イメージが自然にできている子がいわゆる中学受験トップ層かなとも。
このイメージする力、どこまで習慣で身につき使えるようになるのか、我が家の実験が始まりました。
もし同じようなお子さんがいらしたら、教え方を変える前に、
「この子は問題をイメージできているかな?」
と見てあげてください。
今日も、わが家では式を書く前に、まず図を描いています。
大量のビーカーを。
