失って気づいた、私とランニングの「心地いい関係」
走ってますか〜〜?
はい、私は(最近ちょっとお休み気味ですが)走っていました。
実は、以前と比べて走り方が変わったのです。
走り方といいますのは、走る「回数」と「距離」のこと。ずいぶんと減ってしまいました。
今の私は、当時ほどのパワーもなく、ストイックさもなくなっています。
以前は、時間のおもむくまま、自然の中を道が続くかぎり走る。だいたい10kmほど行って、少しお休みして、また戻ってくる……そんな時間を楽しんでいました。
観光地や桜の名所、それに、猫のぷりんに会いたくなったらお墓まで。
行き先も決めず、「行けるところまで行ってみよう」というお気楽なスタイルです。
もやもやしたら、走る。
休みがきたから、走る。
川のパトロールに、走る。
寒いから走るし、旅先でも走る。
とにかく、走ることが楽しかったのです。
そして、走ることにはそれなりの「副産物」もありました。
「走る瞑想」とでもいうのでしょうか。走りながら悩み事の解決の糸口がふと浮かんだり、涙が自然と流れて「あぁ、これは心の汗だな」なんて思ってみたり。次はこうやってみよう、というアイデアがひらめいたり。
そういう変化はいつもではないのですが、走り終わったあとに「疲れたから休もう」ではなく、「あれをやってみたい!」という前向きな気持ちが湧き出てくるので、エネルギーがとどまることがないのです。
ほかにも、知らないうちに体幹や筋肉がしっかりするというメリットもありました。
ズンバを小一時間やっても、コーチになりきって同じ動きができていましたし、いろんな種類のプランクや、きついHIIT(高強度インターバルトレーニング)にもついていけました。「次もまた来たい!」といつも思っていたものです。
ごはんも美味しくなるので、もりもり食べられます。
非常にお腹がすくので、大好きな甘いものもよくいただいていました。
健康診断では、善玉コレステロール(HDL)の値が80くらいまで改善。
当時はお腹まわりのお肉もスッキリしていました。
……それが今や、体重は当時と同じくらいなのに、腹囲が5cmもプラスに。検診のとき、見事に計り直しをされてしまいました。
走っていたころには気づかなかったありがたみが、お休みしている今になって、よくわかるようになりました。
この後、もしまた走るようになったら、これらの経験は本当の意味で自分のものになるのかもしれません。
まさしく「失ってみてわかったこと」ですね。
私にたくさんの副産物をくれたランニングに、今はただ感謝です。
