頑張るほどお客が逃げる?集客でよくミスる人が無意識にやっている「NG行動」
目次
はじめに―頑張っているのに、なぜ結果が出ないのか
本当の問題は「自分よがり」にあった
よくある3つのNG行動
NG行動① 自分のサービスの「良さ」を一生懸命説明する
NG行動② 「気づかせてあげたい」という大きなお世話
NG行動③ お客さんが理解できない言葉で熱く語る
お客さんの頭の中にある「たった一つの質問」
顧客理解が変えた実際の話
「集める→育てる→契約する」という3段階で見えてくること
じゃあ、何をすればいいのか
まとめ
はじめに―頑張っているのに、なぜ結果が出ないのか
「こんなに頑張ってるのに、なぜお客さんが来ないんだろう」
そう感じたこと、ありませんか?
SNSを更新して、サービスを磨いて、料金も見直して。 それでも、問い合わせは来ない。予約は埋まらない。 何がいけないんだろう、と夜中に考え込んだ夜が、一度くらいあったんじゃないかと思います。
実は、15年以上、4000人を超える一人サロンのオーナーさんをサポートしてきた中で、気づいたことがあります。 頑張っているのに結果が出ない人には、ほぼ共通した「ある行動パターン」があるんです。
悪意なんてない。むしろ、真剣だからこそやってしまう。 でも、その行動が、お客さんを静かに遠ざけている。
この記事では、その正体をはっきりお伝えします。 読み終わるころには、「あ、私これやってたかも」という気づきと、「じゃあどうすればいいのか」という方向性が見えているはずです。
本当の問題は「自分よがり」にあった
最初にはっきり言います。
頑張ること自体は、まったく悪くありません。 頑張らなくていい、なんてことは一切ない。
問題は、その「頑張り」の向きです。
多くの方が、気づかないうちに「自分よがり」な頑張り方をしています。
自分よがり、というのは、自分が良いと思うことを、お客さんに一方的に向けてしまう状態のこと。 一生懸命なのに、その熱量が「押し付け」になってしまっている状態です。
これが、集客がうまくいかない根本原因です。
技術が低いわけじゃない。 サービスの質が悪いわけでもない。 ただ、頑張りの方向が、お客さんの心とズレている。
そのズレが、「なんか面倒くさいな」「よくわからないな」という感覚につながって、お客さんは静かに離れていきます。 嫌いになったわけじゃない。ただ、選ばれなくなる。
これが、一人サロンで頑張っている方が陥りやすい、最も痛い落とし穴です。
よくある3つのNG行動
では、具体的にどんな行動が「自分よがり」になってしまっているのでしょうか。 現場でよく見かける3つのパターンをお伝えします。
NG行動① 自分のサービスの「良さ」を一生懸命説明する
「このサービスには、こういう効果があって、こういう理論に基づいていて、他にはないオリジナルのメソッドで……」
こういった説明、一生懸命やっていませんか。
気持ちはとてもわかります。自分が時間をかけて作り上げたもの。本当に良いものだと信じているから、伝えたい。
でも、お客さんの立場で考えてみてください。
初めて会う人から、よくわからない言葉でサービスの説明をたくさんされたら、どう感じるでしょうか。
「……で、私はどうなるの?」
そこが見えないまま話が続くと、頭の中が「?」でいっぱいになって、「もういいや」となってしまいます。
お客さんは、サービスの中身を知りたいわけじゃありません。 「このサービスを受けたら、自分はどう変わるのか」それだけを知りたいんです。
説明が丁寧なほど、その肝心な部分が伝わりにくくなることがある、というのは少し皮肉な話ですよね。
NG行動② 「気づかせてあげたい」という大きなお世話
これも、よく見かけます。
「お客さんはまだ気づいていない。だから、私が気づかせてあげなきゃ」
この気持ち自体は、悪くないんです。本当に相手のことを思っているから出てくる感情です。
ただ、「気づかせてあげたい」は、無意識のうちに「上から目線」になりやすい。
「あなたはまだわかっていない、でも私には見えている」というニュアンスが、言葉の端々ににじみ出てしまうんです。
お客さんはそれを感じ取ります。言葉では何も言わないけれど、なんとなく「この人、ちょっと押し付けがましいな」という感覚が積み重なって、気づいたときには離れていっている。
「これは絶対に売れる」「これがあなたには必要」という確信が強ければ強いほど、相手には重く感じられる。これが、集客を難しくしている大きな原因の一つです。
NG行動③ お客さんが理解できない言葉で熱く語る
3つ目は、「専門用語」の問題です。
自分の仕事に詳しくなればなるほど、専門的な言葉が増えていきます。 それは当然のことです。でも、その言葉がお客さんに届かないとしたら?
「骨盤の歪みが自律神経に影響して……」 「フィルインで自爪を育てながら……」 「フェイシャルで真皮層にアプローチして……」
どれも正確な説明です。でも、初めて聞く方には、何を言っているかよくわからない言葉かもしれない。
わからない言葉が続くと、人は本能的に「自分には関係ない話かな」と感じて、心の扉を閉じます。
熱意があればあるほど、言葉は増えます。 でも、言葉が増えるほど、伝わらなくなることがある。
「わかりやすく話すこと」は、手を抜くことじゃありません。 お客さんへの敬意の表れです。
お客さんの頭の中にある「たった一つの質問」
ここで、一つ大切なことをお伝えします。
お客さんが頭の中で、ずっと考えていることがあります。
それは、たった一つの質問です。
「で、私はどうなるの?」
これだけです。
サービスの詳細は、その後でいい。 理論も、技術も、資格も、関係ない。
「このサロンに行ったら、私はどう変わるの?」 「この人に頼んだら、今の悩みはどうなるの?」
この問いに答えられていない情報は、どれだけ丁寧に説明しても、お客さんの心には入っていかないんです。
これは、心理学マーケティングの観点から見ても、非常に重要なポイントです。
人の心が動くのは、「知識」ではなく「自分ごと化」されたときだけ。 感情が動いて、初めて行動につながります。
サービスの説明は、頭に入ります。 でも、「あなたはこうなれます」というメッセージは、心に入ります。
人が予約を決めるのは、頭じゃなくて、心です。
メルマガでは、あなたのサロンに合わせた集客の話をしています
ここまで読んで、「じゃあ、具体的にどうすればいいの?」と思っていただけた方に、お知らせがあります。
この記事でお伝えしていることは、集客の考え方の「入口」です。 実際には、サロンの種類、お客さんの層、地域、あなたが大切にしたいこと……によって、最適なアプローチはそれぞれ違います。
メルマガでは、一人サロンの集客に特化した心理学マーケティングの話を、もう少し具体的にお届けしています。 「流行りに左右されず、予約・申込みが止まらなくなる一生モノの集客メソッド」を、少しずつ一緒に学んでいきましょう。
登録は無料です。ぜひこちらから。
流行りに左右されず、予約・申込みが止まらなくなる「一生モノ」の集客メソッド
顧客理解が変えた実際の話
では、「自分よがり」をやめて、お客さんを理解することを軸に変えていくと、何が変わるのでしょうか。
実際の話をします。
ある一人サロンのオーナーさんが、休眠客、つまり来なくなってしまったお客さんに向けてLINEを送ることになりました。
以前の彼女なら、こんなLINEを送っていたかもしれません。
「久しぶりですね!今月キャンペーンをやっています。ぜひ来てください」
悪くはないですよね。でも、それだけでは足りない。
私がサポートした後、彼女は「顧客心理」をベースにしたLINEの文章を書きました。 お客さんが何を感じているか、どんなことを気にしているか、どう言えば「また行こうかな」という気持ちが動くか、そこを丁寧に考えた文章です。
結果、どうなったか。
もともと5人の復活を目標にしていたのが、8人が戻ってきました。
文章が変わっただけです。 サービスが変わったわけじゃない。料金が変わったわけじゃない。 ただ、「自分が伝えたいこと」ではなく「お客さんの心が動く言葉」で書いた。
それだけで、結果が変わりました。
「顧客理解」というのは、お客さんを研究することじゃありません。 お客さんの気持ちに、ちゃんと寄り添うこと。 心理学マーケティングでできることの一つは、その「寄り添い方」を、感覚ではなく仕組みとして持つことです。
「集める→育てる→契約する」という3段階で見えてくること
集客をうまくいかせている一人サロンには、共通した考え方があります。
それが「集める→育てる→契約する」という3段階の流れです。
「集める」は、お客さんに存在を知ってもらうこと。 「育てる」は、信頼を積み重ねていくこと。 「契約する」は、自然な形で選んでもらうこと。
多くの方が悩んでいるのは「集める」の部分ですが、実は問題が起きやすいのは「育てる」の段階です。
ここで「自分よがり」なアプローチをすると、一度つながったお客さんが、そっと離れていきます。
投稿を見てくれているのに、予約につながらない。 LINEに登録してくれているのに、反応がない。
そういうとき、「育てる」の部分に問題が潜んでいることがほとんどです。
お客さんとの関係を、一気に「契約する」に持っていこうとすると、必ずどこかで「押し付けがましさ」が出てしまいます。
焦らなくていい。 この3段階のどこにいるかを意識して、それに合った関わり方をしていく。 それだけで、集客の体感はまったく変わります。
じゃあ、何をすればいいのか
ここまで読んでくれた方に、シンプルな問いかけをしたいと思います。
今の自分の投稿や発信を見たとき、そこに「お客さんへの寄り添い」はありますか?
「サービスの説明」ではなく、「お客さんの気持ちへの共感」が先になっていますか?
「伝えたいこと」ではなく、「お客さんが知りたいこと」を軸に書いていますか?
一つひとつを変えるのは、難しくありません。 でも、何をどう変えればいいかは、サロンの状況や、お客さんの層、地域によって、正直かなり違います。
「頑張っているのに結果が出ない」という方の多くは、何かが足りないのではなく、向きがズレているだけのことが多いです。
向きを変えるだけで、同じ努力がちゃんと届くようになります。
具体的に何をどう変えればいいかは、あなたのサロンの状況を聞かないとわかりません。 だから、メルマガや個別相談で、一緒に考えていけたらと思っています。
まとめ
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
最後に、大切なことを整理します。
頑張ることは、間違いじゃない。ただ、その頑張りが「自分よがり」になったとき、お客さんは静かに逃げていきます。
よくある3つのNG行動は、
自分のサービスの良さを一生懸命説明しすぎること
「気づかせてあげたい」という大きなお世話
お客さんに伝わらない言葉で熱く語ること
どれも悪意からじゃない。真剣だからこそ、起きてしまいます。
でも、方向を変えることはできます。
お客さんが心の中で問い続けている「で、私はどうなるの?」という問いに、まっすぐ答えていく。 それだけで、発信の感触も、反応の返ってくる感じも、変わってきます。
「集める→育てる→契約する」の流れを意識して、今自分がどの段階にいるかを確認してみてください。
そして、迷ったときは、一人で抱え込まないでほしいです。
集客は、仕組みとして作れます。 感覚や運じゃなく、心理学をベースにした、再現できる方法があります。
一緒に、続けていきましょう。
メルマガに登録してください
この記事でお伝えしたような「顧客心理を使った集客の考え方」を、もっと具体的に、もっと実践的に届けているのがメルマガです。
流行のSNSテクニックや、一時的な集客施策ではなく、何年経っても使える「一生モノ」のメソッドを、少しずつお届けしています。
「うちのサロンに合った形で知りたい」という方には、個別相談も行っています。 まずはメルマガに登録して、コンテンツを読んでみてください。
登録は無料です。
