見出し画像

お家でチョコクロを焼いたが、メンタルも焼かれた話

皆さまは、あの悪魔的な食べ物をご存知でしょうか。

そう、サンマルクカフェのチョコクロです。

サクッとした生地、中からとろっと溶け出すチョコ、そして口の中で起こる軽めの革命。
一口かじればバターの香りとカカオの甘みが一斉に押し寄せてくるあの幸福感。

でも、、、あれ、1個で満足できる人います?

正直に言ってください。

1個で「ごちそうさま」はかなりの精神力が必要だと思いませんか?


そしていつものように思うのです。

「このチョコクロ、お腹いっぱい、浴びるほど食べたい!」

本物のチョコクロを前にして毎度突如として目覚める謎の研究者スイッチ。気がつけば私はスーパーの食料品売り場で食材をカートに入れていました。

こうなってしまったらもう私は止まれない。


さて、ここからが本番。

自宅サンマルク化計画の開幕です🍴

今回のコンセプトはもちろん”究極のチョコクロもどき”。
そして私は今回なんとパイシートというチートは使わない。

プロの味を目指すなら生地から自作してこそ真の愛ではないか?
謎のこだわりが発動してしまったのです。



用意したのはこちら。

【材料】(※適当)

  • 準強力粉(または強力粉+薄力粉)

  • インスタントドライイースト

  • 水、塩、卵(※合計の水分量は粉に対して50%以下の硬めに設定)

  • 折り込み用バター(これでもかという量)

  • 板チョコ(贅沢に5枚用意)

  • 卵(卵黄)

【鉄の掟(成功のポイント)】

  1. 5度をキープせよ 生地とバターの硬さを揃え、常に5度付近を狙うこと。15度を超えたら即、冷凍庫へ避難!

  2. 折り込みは三つ折り3回 正確に三つ折りを3回繰り返します。これが美しい層を作る黄金律です。

  3. バターは叩かず押す バターを柔らかくするには、麺棒で上から体重をかけて押さえるだけでOKです。

  4. ゆる巻きの極意 生地を三角形にカット。生地を引っ張らずに、優しく、ゆるく巻いてください。

  5. 焼成のタイミング 200度〜210度の高温で一気に。15分〜18分、焼き色をしっかりチェックしながら焼き上げます。


修行は、キンキンに冷えたバターを小麦粉の生地で包むところから始まりました。

目指すは何層にも重なった美しいミルフィーユ構造。
本物のミルフィーユは729層にも及ぶそうですが、私はそこまでストイックにはなれません。

せめてサンマルクと同じ144層…いや、その半分でもいい。

生地を伸ばしては畳み、冷やす。

このミルフィーユという名の修行を無になりひたすら繰り返すのです。

パイ生地の鉄則は、バターを溶かさないこと。
理想は15度以下。

完成して冷やしたパイ生地で、好きな量のチョコを巻いていく。

今回私は食べやすいようにミニサイズ。

あとは卵黄を表面に塗ってオーブンで焼き上げる。

オーブンは必ず灼熱の200℃以上で予熱しておくことがポイント。
この作業をケチってしまうと、バターが逃げてしまいます。

、、、15分後。

焼き上がったチョコクロを一口。

「サクッ、、、」
「とろっ、、、」

とろりと溶け出すチョコ。
香ばしく重なる10倍バターの層。

「あ、これだ。私が欲しかったのは、この背徳感だ」


でも同時に気づいてしまったのです。


これだけの手間暇、神経をすり減らす温度管理、そして高級なバターの山。

これを毎日、安定したクオリティで焼き続け、しかも200円そこらで提供してくれるサンマルクカフェさま。

「サンマルクさん、今までちょっと高いとか言ってごめんなさい。素晴らしい企業努力、最高、拍手!」

自分で作ったからこそ、お店で買うチョコクロのありがたみが、溶けたチョコのように心に染み渡りました。

でも、欲張りな私のこと。
やっぱりお腹いっぱい食べたいというこの欲望はきっとまた出てくる。

「次は大人しくパイシートを買おう。ねえ、私?」

皆さまも、たまには無謀な挑戦どうですか?
(全力でおススメしない)

さて、明日はサンマルクに寄って、本物の144層の正解を深々と噛み締めてこようと思います🌷


いいなと思ったら応援しよう!

ちっち いただいたチップは、より良い情報をお届けするための商品検証、食材費として、大切に使わせていただきます🙏私が実際に体験し、そのリアルを正直にお届けしてまいります🍃もしその一歩を応援したいと思っていただけたら、とても嬉しいです🌷ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします😊