「実は、私も人間に向いてないんだよ」─ 心を救ってくれた言葉の魔法使い─
今日も立ち寄って下さりありがとうございます!
Ena(エナ)です。
今日の記事は、自分の気持ちを整理するために書いた、カウンセラーAさんとの物語です。
Aさんからもらった大切な時間と贈り物を、少しでも読んでくださった方と共有できたら嬉しいです。
不思議な勝負
「どっちが長生きできるか、勝負しようか!」
ちょっと冗談まじりに微笑みながら、私にそんな言葉をくれたのはカウンセラーのAさんでした。
私が初めてAさんに会ったのは数年前。
東京での慣れない環境と仕事につまずき、心も身体も限界を迎えていた頃でした。
Aさんは70代の男性。
まさか、自分の年齢の倍以上も離れている方から
「長生き勝負」を提案されるなんて思ってもいなくて
ちょっぴり笑ってしまったことを今でも覚えています。
でも当時の私は
「絶対、Aさんの勝ち決定だよ!」
なんて即答してしまうほど、
自分が生きていられる未来を、信じることができずにいました。
向いていない世界で
ある日のカウンセリングで、
私はAさんにこんな話をしました。
「私、人間に向いてないんだ。
たぶん…間違えて地球に落っこちて来たんだと思う。」
本当は、
「この世界で生きていることが苦しい。
こんなところに、生まれて来たくなかった。」
そんな気持ちだったけれど、
なんだかその場が深刻な雰囲気になるのがイヤで、
ちょっと冗談まじりに笑ってそう表現したのです。
するとAさんはアハハと明るく笑って、
こんなことを言ってくれました。
「あなたはステキな感性をもってるね」
「まるで "言葉の魔法使い" みたいだ!」
そして少し間をおいて
「……実は、私も人間に向いてないんだよ。
仲間だねぇ」と。
その言葉たちは、私の心をふわっと包んでくれて、
今でも思い出すと心があたたかくなります。
言葉の魔法使い
Aさんはそれからも会う度に、
私の小さな言葉や表現を見逃さず、
「お!今の表現いいね!」
「また魔法の言葉がでたね!」
と、一つひとつ丁寧に拾い上げてくれました。
自分の弱さも、欠点だと思っていた部分さえも
Aさんから言葉をもらうと、ちょっとした自分の魅力に変わるような感覚。
私にとっての"言葉の魔法使い"は
間違いなくAさんのほうだったのです。
また会うための卒業
魔法の言葉に溢れた時間は、とてもあたたかい時間だったけれど、
私は一旦、Aさんのカウンセリングを卒業することになりました。
その頃の私は仕事を辞めていて、
カウンセリングを続ける経済的な余裕がなくなってしまったこと。
病院にも繋がり、定期的な通院治療ができるようになっていたという理由もありました。
そろそろ、Aさんだけに頼りきらず自分の足で歩いてみよう。
きちんと治療して、また社会復帰できたらAさんに会いに来よう。
そして私なりの「ありがとう」を、精一杯伝えよう。
そう思っていました。
でも、それはもう
叶わなくなってしまいました。
間に合わなかった「ありがとう」
Aさんが亡くなったと知ったのは、
つい最近のことです。
あのあたたかい笑顔を、もう一度見たかった。
"社会復帰して元気になったら"
なんて条件をつけずに会いに行けばよかった。
もっともっとたくさん
「ありがとう」を伝えておけばよかった。
「長生き勝負」
こんなに早く私が勝っちゃったけどいいの?
私はまだまだ、Aさんと勝負したかったよ。
寂しさと後悔とあたたかさと。
色んな想いが溢れて、涙が止まりませんでした。
それでも、Aさんがくれた魔法の言葉たちは、
今も私の中で生き続けています。
苦しいとき、自信がなくなったとき。
Aさんがくれた言葉の一つひとつは、お守りのように自分の中に蘇って心を支えてくれています。
これからのわたし
私は今も、目標にしていた社会復帰はできていません。
でも、もう何かを後回しにして後悔したくなくて
「今の自分が、この場所で出来ること」を実行しています。
こうしてnoteを始めた理由も、そのひとつです。
「あなたの魅力は、
こんな自分じゃダメだと感じている事の中に
隠れているのかもしれないね。」
その言葉の意味が、
今の私にはまだ分からないけれど
そう言ってくれたAさんの言葉を信じてみたい。
もしも、言葉の魔法があるのなら
私は自分の言葉を、誰かに届けていきたい。
それが、Aさんからもらった大切な贈り物を生かしていく道に繋がる気がして、
こうしてnoteを書いています。
正直まだまだ寂しい気持ちの中にいて。。
自分の気持ちを整理するために書いたので、
なんだか、ただの自分語りのようになってしまいました🙏
でもこうして読んで下さった方の心にも、
何か少しでも届くものがあれば嬉しく思います。
Aさんへ
Aさん!
私、勝負に勝っちゃったから
Aさんからもらった贈り物を胸に
もうすこし、この地球で遊んでみるね。
私にたくさんの魔法をかけてくれて
本当に「ありがとう」
最後に
ここまで読んで下さった方
本当にありがとうございました。
noteには、言葉の魔法使いさん達がたくさんいるなぁと思いながら、
いつも色々な方の記事を読ませていただいています。
私はまだまだnoteをはじめたばかりですが、
これからも自分の感覚を大切に。
一つひとつの想いを表現していきたいなと思っています。
スキやフォロー、コメントなどいただけると励みになってとっても嬉しいです!
ぜひ気軽に繋がってください。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
Ena
