「買ってはいけない」を超えて~はじめてnoteを買った日~
💭 私、有料noteを買ってはいけない?
少し不思議に思われるかもしれませんが、
私はずっと、有料noteを「買ってはいけない」と思っていました。
「買う自分を許せなかった」
そんな表現のほうが、しっくりくるのかもしれません。
🏠 制度の中での暮らし
私はいま、制度の支えの中で暮らしています。
大きな余裕があるわけではないけれど
ありがたいことに、日々の生活はできていて。
たとえば、ケーキ1カット分くらいの価格のnoteであれば、手の届く範囲にあります。
それでも有料noteは
私にとって、どこか遠い存在のように感じていました。
🛒 押せない購入ボタン
スーパーで、レジを待っていた時のこと。
スマホを開くと
キラリと光る、有料noteに目がとまりました。
「わあ、読んでみたい…!」
心が、ふわっと動きます。
価格は、さっきカゴに入れた調味料よりも安いくらい。
それなのに私は、
購入ボタンを押すことができませんでした。
「支援を受けているのに、“ぜいたく”していいの…?」
そんな声が心の奥から響いてきた気がしたからです。
もちろん
誰かに言われたわけではありません。
でも、どこかで見聞きしたささいな言葉。
社会に漂う見えない空気のようなものが、
いつの間にか私の中に染み込んでいました。
値上がりしたスーパーの商品は買えるのに
noteを買うのは、どうしてこんなにも難しいのかな。
🔒 自分を守るための先回り
思い返すと、制度の支えを受けるようになってからの私は、
「楽しみ」に出会うたび、そこに「ぜいたく」というラベルを貼り
気持ちをグッと奥にしまい込むことが多くなっていました。
誰かに責められる前に、自分で制限をかける。
誰かに否定される前に、自分で禁止しておく。
そうしておけば、なにか言われても
傷つかずにすむんじゃないかなって。
それは少し苦しくて、ぎこちない心のあり方。
でも同時に、外側の声に傷つかないようにする
私なりの“心の守り方”でもありました。
🌈 希望を貯める「note貯金」
そんな私がこっそり始めてみたのが
「note貯金」でした。
単発バイトができた日に
小さな貯金箱に少しずつ。
金額としては、本当にわずかです。
でもそこに貯めていたのは
“お金”だけではありません。
「読みたい」という気持ち。
「楽しんでいいよ」っていう自分への許可。
そういった“想い”を
ひとつひとつ大切に貯めていくような感覚でした。
🕊 文章の先に出会う「人」
note貯金を続けるうちに、
文章の向こうにいる「人」を感じることも増えていきました。
迷いながら綴られた言葉。
日常の大切な一瞬をわけてもらえる投稿。
あるnoteには
「有料記事を出すことへの葛藤」がまっすぐに綴られていました。
私が買えない自分と向き合っているように
売る側だって、不安や迷いと向き合っていることを知ったとき。
ふと、こんなことを思いました。
「買うこと」は、ただの支払いじゃなくて
想いと想いが繋がるやさしい循環なのかもしれないと。
🎉 はじめてnoteを買った日
そして、ついに先日。
私ははじめて、おふたりのnoteを購入させて頂くことができました。
スマホを前に正座。
心臓はバクバクです...!
購入ページを開いては閉じ、
また開いては閉じ、の繰り返し。
「私、何に挑戦してるの?」と、
ツッコミたくなるくらい緊張していました (笑)
ふぅ~っと深呼吸をして
ちょっと震える指で購入ボタンをーー
ポチッ。
˙˚°☆
そこには、緊張がふわ~っとほどけるような
大切な想いが綴られた世界が広がっていました。
“買う”でも、“売る”でもない。
想いの循環に包まれるような時間。
その深い想いに触れられたことが
ただただ嬉しくて、幸せで。
「受け取らせていただいて、本当にありがとう」
そんな気持ちが込み上げてきました。
🌸 note貯金のその先へ
読みたいnoteを買うためのnote貯金。
気づけばその想いは
もっと広い世界へ向かっていました。
想いのこもったハンドメイド作品やZINE、本。
農家さんが大切に育てた果物や野菜。
誰かのスキルや知識、経験。
小さなスマホ画面の向こうには
私の知らない世界がひろがっています。
もちろん、暮らしの安定をいちばんに。
でもそのなかで少しずつでも
誰かの想いに触れたり、
誰かの手から生まれたものを
暮らしの中に取り入れていけると嬉しいな。
そんな日々を重ねていけたら、
それはとっても素敵なことだなぁと思うんです。
⏳ 3ヶ月の時間がくれたもの
note貯金を始めてから、購入ボタンを押せるようになるまでにかかったのは、約3ヶ月。
必要だったのは、お金よりも
自分に「買っていいよ」と言ってあげられるまでの時間でした。
こんな小さな話
記事にするのは恥ずかしいかなと思ったり。
制度の話を出すのは
やっぱり少しこわい気持ちもあります。
それでも言葉にしてみようと思えたのは、
ここで出会ったたくさんの想いに、勇気をもらったから。
そして今、こうして私の想いに触れてくれているあなたにも
「ありがとう」を届けたかったからです。
きっとこんなふうに丁寧に言葉にできる時間も、
私にとっての大切な「note貯金の使い道」なのかもしれません。
🫧 小さな選択は、やさしい循環
みなさんは最近、どんな選択をしましたか?
誰かの目が気になってしまったり
ときには何気ない言葉に、心がぎゅっと縮こまってしまうことって、ありますよね。
でも、毎日の小さな選択や行動こそが
自分の気持ちを大切にすることだったり、
誰かの想いと繋がるやさしさになっていたりするのかもしれない。
どうか、あなたがこれから出会うたくさんの「想い」が
あたたかいものでありますように。
そして、みなさんの日々の選択が
心地よいもので満ちていますように。
今日も最後まで読んでいただき
本当にありがとうございました。
ぜひ、またお会いしましょう ⸜🌷⸝
Ena
