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チェック柄の手帳

    今年の手帳は、赤いチェック柄。
  高橋書店の〘高橋手帳〙を使っている。20代の頃、三年手帳を使ったこともあるのだが、前年の悪夢のような出来事を思い出して落ちこみ、平穏な人生を歩んでいる人か、強靭な精神の持ち主に向く手帳だと思って、それからは一年手帳に落ちついた。たまにちがう手帳が使いたくなり、好きなキャラクターのスヌーピーや他の手帳を使う年もあった。
  一駅二駅歩くと「高橋手帳」が充実している本屋さんが二軒あり、毎年秋になると、来年の手帳が並ぶのを楽しみにしている。一年手帳だが、次の年の3月まで使えるので、購入が結局年末になってしまったりする。
   どの色の手帳にするか?は、よく考えて選ぶ。暖色か寒色を選ぶかで、その年の自分の大変だったことが影響を与えていることを感じる。明るい色で力をもらいたい気持ちが強いときと、清涼感のある落ちついた色で緊張を解きほぐしたいような気持ちだったり、さまざまだ。購入してから、やっぱりこの色じゃなかった…と、新たにちがう色を購入することもあった。
    チェック柄は気になりながら、選択肢になかった。でも今年の赤いチェック柄に気になるのが一つあった。日ごとに気になる柄の手帳が誰かの手もとに旅立ち、あと残りは3冊になった。
     年末にひさしぶりに姉とお茶をした。その本屋さんを待ち合わせ場所にしたので、気になる手帳のことを話して入り口付近に展開している手帳売り場で「これだよ」と手帳を指さして教えると、「みなっぽいね!」と言って、いいじゃないと勧めてくれた。家族は、昔から自分のことを“子”を抜かして“みな”と呼ぶ。
    見てすぐに姉が“みなっぽい”と言ったことで決まった今年の手帳は、その日はまだ3冊あったのだが、師走のある日の夜に“今日こそは買うぞ”と本屋さんに寄ると残り1冊だった。秋の最初の頃は十数冊あったのに、自分のために1冊残ってくれたように都合よく思い、スッと手に取ってレジに並んだ。


柄はもっといろいろある。サイズは4種類。
小さな手帳だったのですが、今年はすこし大きめのサイズにしました。
今年の手帳。
去年までは、こちらの手帳から選んでいた。明るい色が今年はどんな色なのかなと楽しみにしていた。
スケジュール表や、書き込むところが変わらないという安心感が「高橋手帳」にある。📕✏️


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