【MIA】Christopher Morelを獲得
大きな話題のなかったシーズンオフのマーリンズですが、久しぶりに選手獲得の一報が届きました。
Marlins, OF Christopher Morel reportedly agree to 1-year deal, per multiple reports including MLB's @CDeNicola13. pic.twitter.com/qWVriDhJpo
— MLB (@MLB) December 12, 2025
レイズをDFAとなっていたChristopher Morelと1年200万ドルで契約を結んだと発表されました。
NPBやKBOの球団も獲得を画策していたようで、Morelの名前を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
There was significant interest from NPB and KBO teams in Christopher Morel, several sources confirm.
— Francys Romero (@francysromeroFR) December 12, 2025
He will now aim to regain his form with the Marlins, an organization focused on developing talent.
25年オフの補強ポイント
このオフの補強ポイントは、ファーストとリリーフ、可能であればサードといったところでしょうか。
特にファーストは大きな課題となっております。
開幕当初、24年後半にブレイクの兆しを見せたJonah Bride、カブスから移籍してきたMatt Mervisが開幕から調子上がらず早い段階で構想外に。たまたま序盤調子が良かったEric Wagamanを年間通じて使わざるを得ず、後半は捕手のLiam Hicks、下積みが長く、一部ファンからの期待の大きかったTroy Johnston(オフにロッキーズへ移籍)との併用でしのいでいきました。
結局ファーストのwRC+は83。打撃が求められるポジションがチームの足を大きく引っ張ることとなりました。
リリーフに関しては、大きな成長を見せたRonny Henriquezと、Calvin Faucherが年間を通して支えたものの、そのほかの投手はケガや不振などもあり勝ちパターンを確立できず。来季に向けては実績のある投手が1,2枚ほしいところ
サードは期待していたConnor Norbyが思った活躍をできず。来季はGraham Pauleyと争う立場になりそうですが、上位進出を狙うのであればグレードアップしたいポジションとなります。
Christopher Morel概要
ドミニカ出身のMorelは2015年にカブスへ入団。
2023年には26本塁を記録するなどパワーに特徴がある選手の一方、こういった類の選手によくあるように三振率も非常に高く、MLB通算三振率は30%を越えています。
25年は主にレフトを守りましたが、24年はサードがメイン。その他、センター、ライトやセカンド、ショートを守ることが可能ですが決して守備はうまくないレベルです。
※ただし肩は強い

24年途中にカブスからレイズへ移籍するも、25年は11本塁打、wRC+90と期待された結果を残すことができず、オフにノンテンダーとなりました。
マイナーオプションは残っていないものの、28年まで保有可能であり、2万ドルで契約できたのはまあリーズナブルなのかなと。
マーリンズの補強の目的
Morelが昨年メインで守った外野にはKyle Stowers、Jakob Marseeがほぼ定位置を確立しており、もう1枠をGriffin Conineをメインに対右投手のプラトーンでDane Myersを併用することが予想されます。
24年メインのサードも、上述の通りNorby、Pauleyがいるため、Morelの補強は必ずしもマーリンズの補強にフィットしているとは思えませんでした(少なくとも優先すべきポイントではなかった)
しかし、どうやらMorelはファーストとしての起用が見込まれるようです。
Source confirms: Free agent Christopher Morel in agreement with Marlins on one-year contract, pending physical. Expected to mostly play 1B. Hope is Marlins hitting coach Pedro Guerrero will unlock him. First: @mikedeportes
— Ken Rosenthal (@Ken_Rosenthal) December 12, 2025
まだメジャーでファーストを守った経験がなく、どこまでできるか不安ではあるものの、無理やり当てはめることで優先課題の一つを消化したことになります。
シーズン中は恐らく、Morelがメインでファーストを担い、昨季同様に捕手として出場しない際にHicksが守ることになりそうです。
※同じ右打ちでマイナーオプションの残るWagamanはマイナースタートと予想
一方Morelのファーストを思うように守れない場合、ファースト転向の話が出ていたNorbyをファーストに回し、サードPauly、DHにMorelといった起用も考えられます。
打撃復活に向けたキーマン
とにもかくにも、Morelが起用したいと思えるくらいの打撃成績を残すことが大前提となります。
Morel復活のキーマンとされているのが、Pedro Guerrero打撃コーチです。
Guerreroは昨季からマーリンズの打撃コーチに就任し、24年まで30%台だった三振率をは20%台に改善し、ブレイクに大きく貢献したとされています。
またStowers本人も結果の出ていなかったスプリングトレーニングで3A時代の映像を見せられ「この時のままでいいんだ」と話をされたことでだいぶ楽になったと、メンタル面でも大きな支えになっていたことがうかがえます。
マイナーオプションも残っていないため、シーズン序盤からの活躍が求められる難しい立場となりますが、Guerreroコーチと2人三脚で改善し、26年マーリンズのキーマンとなることはできるのか注目です。
最後に
個人的にはFAとなっていたRhys Hoskinsや、(長打不足解決にはならないものの)かつてマーリンズに在籍していたLuis Arraezあたりをとるかなと思っていたのですが、安価かつ28年まで保有可能なMorelを選択したマーリンズ。
その分、FA市場のリリーフになけなしのお金を企てて補強することを期待してます。
おまけ
某Full-Countさんが出したモレルに関する記事のタイトルが
「MLB74発でもNPB行きの噂…26歳有望株の新天地 手にした3.8億円、弱小球団から描く再起の道」
我がマーリンズは弱小球団扱いされているようですね。一応去年5割達成していないものの地区3位なのですが…
Morelの奮起とともにこの記事書いた記者を見返してやりましょうよ、マーリンズさん
